プロヴァンスの贈りもの

  • 河出書房新社 (2007年6月1日発売)
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本棚登録 : 30
感想 : 6
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ラッセル・クロウ主演の映画を、先に観てしまったのがいけなかった。もちろん、映画も小説も個別に文句なくおもしろい♪でも、別もの?と思っていたほうがいいかも・・・映像からうけるイメージは大事。南仏の豊かでおおらかな雰囲気をイメージするのに、役立ちました。さて、本編は・・・ある日、行き詰まったロンドンでの生活を、一変するような一通の手紙が、マックスの元に届く。フランスの切手が貼られたその封書は、叔父の遺産を相続するための手続きの知らせ。南仏サン・ポンという町にある、ぶどう畑に囲まれた家の相続・・・う〜ん、すごい。しかし、その後、アメリカから訪ねてきた叔父の実の娘や、畑で出来るワインの謎、地元レストランの気になる彼女、親友チャーリーの大活躍、などなど、読んでて楽しかった。使われるエピソードは、「12ヶ月」「木陰から」「昼下がり」からの使いまわし?の感も否めないけど、でもいいんです。心から寛げたから。ピーター・メイルの小説は、今回初めて読んだけど、なんだか安心して、楽しめました。他も読んでみよう!ハローbreezeさんのご紹介本楽しませていただきました♪ (11/4)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 映像も観てみました
感想投稿日 : 2008年8月31日
読了日 : 2008年11月4日
本棚登録日 : 2008年8月31日

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