ファシリテーションの教科書: 組織を活性化させるコミュニケーションとリーダーシップ

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yukisaitoさん リーダーシップ   読み終わった 

とかく「時間の無駄」などと揶揄されがちな会議や打ち合わせを適切に進行し、「今、決めるべきこと」を「きっちり決める」営みにするために、ファシリテーターに求められる役割やすべきことをまとめた指南書。

著者は、参加者の発言を引き出し、整理して結論に導くといった、一般的に考えられるファシリテーターのテクニックを「さばき」と呼ぶが、実は会議前の準備である「仕込み」こそが会議を成功に導く”肝”であり、議論の出発点と到達点、参加者の状況、議論すべき論点の3つをしっかりと掘り下げ、明確化しておくことで、より生産性の高い会議が可能になるとして、その要点を体系的に解説している。

高度な論理思考力とコミュニケーション力を併せ持ったファシリテーターは、「優れた司会役」だけでなく、参加者全員の知とやる気を引き出し、相互理解を深める役割をも担うことになる。一朝一夕にマスターできるスキルではなく、また多忙な実務の中でいつでも十分な「仕込み」を行うことは難しいが、地道に継続することが組織の活性化と成長にもつながる意義深い使命であることが理解できる。

レビュー投稿日
2015年6月8日
読了日
2015年5月5日
本棚登録日
2015年6月8日
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