もの思う葦 (新潮文庫)

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本棚登録 : 962
レビュー : 67
著者 :
ユウロさん 随筆   読み終わった 

奇しくも桜桃忌に読了。「笑い。これは強い。文化の果の、花火である」この一文を読み、又吉さんの「火花」というタイトルはこの言葉へ捧げられたオマージュだろうか?と思った。本書は太宰の小説以外の随想集で、少し毛色が違ったエッセイが収められている。「川端康成へ」と志賀直哉への痛烈な批判「如是我聞」が強烈だ。如是我聞では「いくらでも書くつもり」なんてしめているのに…続きが読めず無念。「悶々日記」が意外と好き。小説よりも太宰の人間くささに触れられる好著。

レビュー投稿日
2016年5月21日
読了日
2015年12月1日
本棚登録日
2015年12月1日
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