炎の蜃気楼(ミラージュ)〈2〉緋(あか)の残影 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社 (1991年3月1日発売)
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本棚登録 : 376
感想 : 33
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この巻で、動ける上杉夜叉衆が揃い踏み…以外と早かったわ。細かい部分すっかり忘れてるー(泣)
でも読みながら、やっぱり懐かしさ大爆発!そういや晴家、こんな登場だったなぁ( *´艸`) バイク乗ってたね…自分も乗るようになってから、まさか読み返すとは思わなかったよ(笑) 長秀もひねくれてるけど、ドSだけどイイヤツ!なんか同窓会みたいに賑やかで、晴家のキャラで一気に華やいだ印象だけど…一人悶々とする黒服の生臭坊主が( ・3・) でも、まだまだ健全で学園モノで、譲が側に居て高耶が少年らしくてホッとできる。
まぁその譲が、なんだかスゴい存在みたいだというのが垣間見える巻でもある。2巻で森蘭丸をぶっこんで来て、桑原さん飛ばすな~と思って読んでいたけど、加助たちの百姓一揆とか史実を丁寧に盛り込んでもくれる。なのに読みやすいし、流石の面白さで後半は一気読みでした!

高耶の頑なさの根源や美弥ちゃんも出てきて、野良猫っぷりをは発揮! 直江に甘えたいのにそんな自分を赦せないとか…。まだ17歳なんだから、大人を頼って良いんだよ~(ノ_<。) いやその男の本性は獣なんだけどね~(笑)
読みながら、その先を知ってるだけに妙な焦燥感と、でも束の間の優しい時間を惜しむような気持ちと。早く先を読みたいのに、その先が恐い…なのに読んじゃう私はきっとドM…(涙)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 炎の蜃気楼
感想投稿日 : 2014年11月1日
読了日 : 2014年11月1日
本棚登録日 : 2014年10月6日

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