hanami yozakuraが読み終わった本の記録

初心者向けの本でありがたい。
だけど、もうちょっと実践例がほしかった。
写真にて、良い例悪い例を多数見たかったので、ちょっと消化不良、、

2024年11月3日

読書状況 読み終わった [2024年8月15日]

磁石で開くドア…どんな仕組み?
赤ちゃんを入れるためのくぼみ…鳴き声でばれんか?

など、細かいところなのだが、「ん?」と引っかかる部分が多かった。
この物語を作るために考えられた家、THE 物語のための仕組みという印象。

「この間取りってこういうことね…怖っ!」という方面に行きたいのか、「こんな間取り作った人間って怖いね…怖っ!」という方面に行きたいのか。

今回はどっちつかず。
雨穴さんの作品が好きであればあるほど、色々気になってくる作品だと感じた。

2024年10月29日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2024年7月30日]
カテゴリ 小説

面白くて、久しぶりに一日で一気読みした本だった。

でも、終盤がとってつけたような感じがした。
無理にハッピーエンドっぽくしなくてもいいのに。

2024年6月19日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2024年4月20日]
カテゴリ 小説

記憶の置き換えや思考の置き換えなど、分かってはいる。分かってはいるんだけど、、、
置き換えようとしても「あぁ、今置き換えているな…」と逆に意識してしまう。

思考はクセであり、変えることができるはずだが、先は長い。

2024年1月14日

読書状況 読み終わった [2023年12月27日]

完全なADHDではないが、多分自分はADHD気味の人間だと思う。
そんな感じなので、この本を読んで、少し気持ちが軽くなった。

ADHDを根本から無くすことはできない。
ともに生きていかなければならない。
だから、サバイバルガイド。

とりあえず、重要なものを全部入れておく箱を買ってこよう。
自分が気に入った箱を。

2023年12月30日

読書状況 読み終わった [2023年12月13日]

マンガなので、内容をサクッとまとめた感じ。
原作よりもあっさりと終わってしまう。

チャカポコあたりもバッサリなくなっていたのが、個人的には残念だった。

2023年4月15日

カテゴリ 漫画

年収が下がれば下がるほど、お金への不安がなくなるとは不思議な話。

自分が使う分だけを逆算して、そこに仕事を合わせる。
最低ラインのお金を確保して、粛々と生きる。
賛否両論あるだろうが、こういう生き方もあると知れば、楽になる人は確実にいるだろう。

この生き方は時代に逆行しているのか、はたまた時代が合わせに来ているのか。

著者は仙人みたいな人で、思考もクリア。
文章もなんとも読みやすかった。

2023年3月27日

昔あったアドベンチャーブック?のような、自分で読み進めていく感覚が楽しめる新しい物語。
私は 落ちない → 名のない → 眠らない → 笑わない → 消えない → 飛べない の順番で読んだ。

「自分で読み進めていく意味なんてあるのか?」「最適な順番があるだろうに」
読み始めた当初はそう思っていた。

だが、それぞれに微妙なつながりがあること、順番が違えば物語の印象が変わることを体験。
Nの面白さを知った。これは自分で作っていく物語。

笑わない → 消えない の順番で読んだので「でも、この後お母さんは、、、」とオリアナの結末を感じながら、切ない気分になったり。意地悪だと思っていたステラのステラなりの優しさに触れたり。

落ちない → 飛べない の順番で読んだので、どうして、そんなに天使のはしごを見たがったのか? 見れたら、なぜ泣いているのか? を知ったり。

物語間の微妙なつながりは主張していないので「ここが繋がっていたのか!」と読み返す度に新しい発見がありそう。
前とは違う読み進め方も出来るし。

読書好きの会話では「あの本が好きなんだよね」とか「この短編小説の、この章好きなんだよね」とかはよくあるが、Nは「この順番が一番好きなんだよね」と物語の順番でも花を咲かせることができるのが新しい。そして、面白い。

2023年3月22日

ネタバレ
カテゴリ 小説

3/4 で生活をしてみるっていう視点が素敵だなと思った。
ある場所にあるだけ入れるのではなく、あえて足りない量で工夫して暮らす。

動物には出来ない。
人間だからこそ出来る"豊かな暮らし"なのかな。

2023年2月5日

読書状況 読み終わった [2023年2月4日]

帰省前に読みきれるかと思ったが、ものすごく読みづらくて、読むのに時間がかかってしまった。
独特の文体は読み終わっても、慣れない。

物語的には100ページくらいで終わる内容。
でも、余計な文章やあっちにいったりこっちにいったりとフラフラする文章が続く。

この感じが楽しめる人じゃないと、読むのは厳しい。
狙ってやっているのだろうが、いかんせん人を選ぶ。

映画化もされているということで読み始めたが失敗だったか、、、?

2023年1月9日

読書状況 読み終わった [2023年1月7日]
カテゴリ 小説

スピリチュアル要素がちょこちょこあって、自分には「違うかな、、、」と不発。
でも、光る部分はあって

1日の1%の時間である15分間、この時間に集中して、そうじ力に取り組む
反応する時間から考える時間へ変えていく

という言葉がでてくる章はなるほどと思った。

反応に反応を返していると、自分の時間はどんどん蝕まれていく。
当たり前だけど、出来てないなぁ。

2022年12月22日

読書状況 読み終わった [2022年12月21日]
カテゴリ 部屋を片付ける

取調べ中に自分の手の内をすらすらと明かし過ぎじゃないかと思った。
容疑者を動揺させたり、怒らせたりが目的だと分かってはいるが、それにしても、、、

この軽めのタッチが読みやすいという人もいる一方、自分にはちょっと退屈だった。
ほぼ取調室の中で展開されていくので、動きがないのも原因のひとつ。

絵麻の過去の事件が気になるので、次回作も読む。

2022年12月16日

読書状況 読み終わった [2022年12月15日]
カテゴリ 小説

暗い。暗い。暗い。
それでも、読むのはやめられない。
誰もがプツンと切れてもおかしくなかったし、これからどうなっていくのか、気になって仕方がなかったのだ。

「ゲスとクズとグズしかいない」
解説を読んで、なるほど。

登場人物たちに感情移入できた人は少ないだろう。
不快感を覚える。軽蔑する。イライラする。

だが、登場人物と同じことをしていないだろうか?
してこなかっただろうか?

何かから逃げ続けたり、ネットに依存したり、弱いものをいじめたり、、、
睦間は人の弱い部分を丁寧に映し出した町なのである。
そして、誰もが避雷針にはなりたくないが、避雷針がなくては成り立たないほど、脆い町だったのだ。

睦間は消えてなくなったが、睦間で燃え盛っていた業火は未だ燻り続けている。

2022年12月4日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2022年12月3日]
カテゴリ 小説

誰も死なないミステリーというテーマだったが、自分には思ったより退屈だった。

読んでは止まり、読んでは止まりという感じ。
“温かさ"を重視しすぎているのが、終始ブレーキを踏む。

カササギの推理も物語のための無理矢理感があって、うーん。
「さすがにそうはならないやろ」とまたブレーキ。

なんだか、道尾秀介っぽくない作品。

2022年11月29日

読書状況 読み終わった [2022年11月28日]
カテゴリ 小説

人生は足し算ではなく、引き算。
この言葉にすごく共感した。

ところどころ「ん?」と思う部分もあったが、しばらく経った後に読み返せば、しっくりくるのかな。
引き算をしまくった人と引き算中の人では、視点も違うのだろうし。

価値観が似ている部分、似ていない部分、すり合わせていって色々考えるのが読書の面白さだよなぁと再確認した。

Less is More の精神が好きな人はぜひ。

2022年11月19日

読書状況 読み終わった [2022年11月18日]

物語はなんと言えばいいのか、白黒って感じがした。
カラーではない。

登場人物の感情を淡白に感じたからだろうか。
リアリティを感じられなかったからだろうか。
無駄がなく、ソリッドな文章だったからだろうか。

無駄がないがゆえに「ここに書いておかなければならない重要な情報なのだろうな」と伏線が分かりやすかった。
それでも、終盤の怒涛の伏線回収はきれいだったな。
積み上げていったテトリスを一気に棒で消していく、あの感じ。

田舎で育った身としては、過疎の空気感が手に取るように思い出せる。
それは決して良い空気感ではない。
だが、駅前のシャッターばかりの商店街に、再び活気が戻ることはないのだろうなとも思っている。

どうしたらいいのか分からず、かといって何をするわけでもなく、時間に殺されていくのをじっと見ているだけである。

沈みゆく船。
この表現はピッタリだ。
犯人たちが示した道以外に、全員が助かる道はあるのだろうか、、、?

2022年11月5日

読書状況 読み終わった [2022年11月4日]
カテゴリ 小説

「死刑に至る病」を読みたかったが、タイトルが違うだけで中身は同じようだったので、こっちを読んだ。

数十年経っても、当たり前のように金山の情報を収集していた泰村にゾッとした。
とても静かにサラッと書かれていたが、ここが1番怖かった。

雅也は泰村の呪縛から逃れられたが、灯里は、、、
たとえ逃げることができても、逃げた場所はすでに泰村の支配下かもしれない。
鎖が伸びただけで、鎖自体には繋がれた状態を想像した。

ひとつ気になったのは、面会をしている時に会話のメモを取る係の人は「なにやってるんだこいつら?」とはならないのだろうか?

連続殺人鬼として有名になった泰村が大量に手紙を出したり、差出人たちが次々にやってきて話し込んでたりすれば、少しは怪しむ気持ちも生まれそうだが、、、

さすがに野暮か。

2022年9月30日

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カテゴリ 小説

「世間はもうひとりの自分」という項目にハッとする。
自分が引け目に感じることを世間の目にすりかえている、、、なるほどなぁ。

”世間の目”を紐解いていけば、自分の思い込みを自覚するきっかけになるはず。
捨てるという作業は自分の思い込みを自覚して、受け入れることにも通じる。

2022年9月28日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2022年9月27日]

読むのを一旦やめるほど、しんどい描写が続いた作品。
虐待の連鎖、負の連鎖、マイナスがマイナスを呼び、人間が染められていく、、、

登場人物の名前や関係性がイマイチ分かりづらかった。
この混沌とした感じも作品の魅力なのかもしれない。

2022年9月24日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2022年9月24日]
カテゴリ 小説

俗世から自分を断ち切ろうとするが、最後は奥さんとの時間を求めたというのが人間っぽい。
どれだけ模写をして、自分を無くそうとしても、やっぱり失うことができない感情は残っていたんだよね。

それこそが人間だと仏様も許してくれるはず。

トリックだったり、推理小説を主軸に置いていた人はイマイチだったのかもしれないが、この情緒を省みることができた人は作品を面白く感じたと思う。

2022年9月11日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2022年9月11日]
カテゴリ 小説

全部破り捨てて、真っ白なノートから始めたいという気持ち。
よく分かる。

「そんなことで?」と犀川先生は言っていたが、真っ白に生きてきた人間にとっては些細な黒点さえも気になって仕方がないのだ。
その気持ちが分かる一方で、すさまじく合理的に動いていた犯人に怖さを感じたのも事実。

また、萌絵の大人になりきれない、犀川先生への持て余し気味の感情がよく現れていたのがよかった。
「スタンド・バイ・ミー」のような青春感。

物語では色々な愛の形がでてきたが、萌絵と犀川の関係も特殊である。
だが、今回で少し関係が整理され、一歩進んだのではないかと思う。

のらりくらりと煙にまこうとする犀川先生を逃すな! 萌絵!

2022年8月1日

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読書状況 読み終わった [2022年7月31日]
カテゴリ 小説

とある雑誌に土井先生のこんな言葉が書いてあった。
「料理をすることを気構えなくていい。料理そのものが自立に繋がる。」
この言葉に興味を持ち、この本を読むに至った。

今日は何を食べよう?と悩むのは、幸せな悩みだと思う。
でも、そのせいで段々と料理をすることが億劫となり、面倒になり、キッチンから離れていく、、、

この本を読んで、そんな気持ちがゆっくりと溶けていくのを感じた。
悩まずとも、一汁一菜でいいんや。

2022年7月2日

読書状況 読み終わった [2022年7月2日]

再読なのだが「これ、実は博士がすでに死んでいて、君枝さんが腹話術で声を当てていたみたいな話だったよな〜」と思いながら読んでいたら、全然違う話だった。

別の小説か映画の話が知らず知らずミックスされてしまったのだろう。
変な思い違いをしていたせいではあるが、再読でも「あれ?」とびっくりして楽しめた。

犀川先生の天王寺博士には正直失望した云々の話は、読んでいる途中では理解できなかったのだが、読み終わった後でなんとなく理解できた。

犀川先生の中では天才=真賀田四季のイメージが強いので、感情に揺り動かされる=凡人というイメージなのだと思う。
だから、博士が地下室に引きこもる理由が思ったより、人間的な感情による理由だったのに失望したという解釈。

まぁ、本物の天王寺博士ではないのだから、当たり前といえば当たり前か。

2022年6月19日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2022年6月19日]
カテゴリ 小説
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