稼ぐ力を取り戻せ!―日本のモノづくり復活の処方箋

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レビュー : 13
著者 :
ysdsts1981さん  未設定  読み終わった 

2019年8月読了。
関心したり会社で使えそうなワードがあるとページの端を折りながら読んでいるのですが、折ったページが多すぎる。文字化して残しておきたい雑感等を少々。

36ページ
LIB、DVDプレイヤー、DRAMメモリ、カーナビ、液晶パネルの世界市場の伸びと日本企業のシェアダウンのグラフ。圧倒的に存在感を消している日本企業。

47ページ
目先の効率性優先なら同質的な仲間同士の組織で、でもM&Aをやって大規模に組織を変容するならそうはいかず異質なものをどんどん取り込んで新たな価値を生み出さないとね、という話の後に次の文章。「少なくとも取締役会が日本人の男性ばかり、それも似たような学歴で同じような年代ばかりという状態からさっさと脱却しない限り、日本メーカーに明日は来ない。」
→同質性の高い組織はどうも息苦しい。異分子が混ざり合っている方がよほど健全のように見える。

51ページ
「今、日本企業に求められているのは、経営やオペレーションをフルに海外の状況に合わせて発展できるか、という問い」

55ページ
アジアの成長を取り込んだ日本企業が生き残るという趣旨なんだけど、生き残る残らないを別にしてもアジア圏が成長していくことそれ自体がとても面白いし、自分も、是非その渦中にありたいと思う。

72ページ
「産業機械の分野では、日本企業の優位性はまだ崩れていない」、曰く現場に行って設備を立ち上げる時のスピードや据え付けの手際の良さが買われているとのこと。自社の何をお客さんが買ってくれているのか(製品そのものなのか、立ち上げの見事さなのか、アフターサービスの充実なのか)、考えているようで意外に考えていない。

111ページ
限界利益、管理可能利益、貢献利益、営業利益の図。何かに使えそう。

151ページ
コマツが如何に標準化を徹底したのかという話の紹介の中で、「会計でもERPのパッケージをそのまま使った。システムをオーダーメイドにすると、標準化できないからだ。」とある。システムとかはとかく現状に合わせてカスタムするのが正で、可能な限り使用開始前に色々な要素を盛り込むのが良いと考えていたが、そうではない。

164ページ
マーケティング⇔研究開発⇔製造部門、それぞれの橋渡しをする「⇔」の人が重要。この本では「翻訳者」と紹介されている。それぞれの部門の利益を主張しながら、別の工程との共存を図れる人、そういう役割を担える人が生き残る。

181ページ
「すり合わせ力」が日本企業の強みの源泉。

236ページ
会社トップの選び方:「内部昇格トップを選ぶなら、保守本流は避けたほうがいい。保守本流の人は、今のやり方に完璧にコミットしているので…」
→保守本流が組織を率いてダメにした例は枚挙に暇がない。

レビュー投稿日
2019年8月11日
読了日
2019年8月10日
本棚登録日
2019年7月1日
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