ショーケン見たさに観てみたが、あまり登場してない上に気の抜けた演技。異常者の用な独特の存在感はそのまま。棒読みなので不気味さが増すかと思うとそうでもない。ただの無気力にしか見えない。映画館でのショーケンのラストシーンでも必要なことを喋っていきなり事切れる(爆笑してしまった)。
ショーケンを生かしきれていないのは監督が悪いのかというとそうでもないような気がする。とはいえ演出がださい。1998年公開なので、北野武、タランティーノ以降の作品となるので両者の影響を受けていると思うが、表面的でカッコ悪い上に基本的には前時代的な表現が随所に残る、スタイリッシュさを目指したがうまくいっていない映画。
渡部篤郎、北村一輝の若手陣は良かった。片岡礼子も美しい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2015年5月17日
- 読了日 : 2015年4月5日
- 本棚登録日 : 2015年5月17日
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