力道山の生涯を描いた日韓合作映画。
主演のソル・ギョングは体重を20キロ以上増やし、九割以上日本語の科白。カタコト感は否めないが充分なレベル。
力道山の人となりを知らなかったのだが、大陸系の独善と傲慢さが鼻に付き、朝青龍を彷彿とさせる。日本人としてはどうしても綾(中谷美紀)や吉町(萩原聖人)、菅野会長(藤竜也)などに感情移入&同情してしまう。またプロレスのシーンは迫力があるのだが当時は使われていないと思われる派手な技の応酬で、そこはある程度こだわって時代考証して欲しかった。ただ当時の街並みなどを再現したセットやCG、美術などは素晴らしい。
東浪役の橋本真也は元気そうに映っているが、公開前に若くして亡くなっている。特典映像の愛らしい笑顔が印象的だ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2013年11月3日
- 読了日 : 2013年11月3日
- 本棚登録日 : 2013年11月3日
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