バブル崩壊直後、モルガン・スタンレーの桂木は、自らの生き残りを懸けて奮闘しています。
作中に出てくるシェークスピアの有名な言葉
「There is a tide in the affairs of men(人のなすことには全て潮時あり)」
桂木だけでなく、読者の私もその言葉のように万事うまく行く仕事ばかりでないことを感じました。
徹底した成果主義の中で必死に働く桂木の姿に惹かれるものがあります。やはり、人は仕事を通して成長していくのだろうと感じます。
また、同時期に外資関係なく同じ奮闘するビジネスマンの姿は、
「ビジネスマンとしてどう生きていきたいか?」
改めて考えさせてもらいました。
人の生きざま・人生を見て考えさせてくれる小説の醍醐味を味わえます。
オススメの本です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2018年2月5日
- 読了日 : 2018年2月5日
- 本棚登録日 : 2018年2月5日
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