当時14歳の女生徒が書いた小説で大賞を受賞した作品。
読んでて胸が痛くなった。
自分が受け取った一番の「Message」は「本当に大切なもの、心を教えられる教員になりたい」という友里絵の言葉。
物語の結末はバッド・エンド。
自殺して死んだ主人公が魂になって「死んだ私が言うのもなんだけど、死んじゃいけないよ」っていう語りで締めくくられていますが、
本当は「死人に口なし」・・・。
だけど、こういうことをこういう形でメッセージとして伝えられるのもできるのも小説ならではのことなのかな。そこまでして伝えたいことがあったのだろう。
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- 感想投稿日 : 2012年12月28日
- 本棚登録日 : 2012年12月28日
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