いじめ14歳のMessage

著者 :
  • 小学館 (1999年3月発売)
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感想 : 27

当時14歳の女生徒が書いた小説で大賞を受賞した作品。

読んでて胸が痛くなった。

自分が受け取った一番の「Message」は「本当に大切なもの、心を教えられる教員になりたい」という友里絵の言葉。

物語の結末はバッド・エンド。
自殺して死んだ主人公が魂になって「死んだ私が言うのもなんだけど、死んじゃいけないよ」っていう語りで締めくくられていますが、
本当は「死人に口なし」・・・。

だけど、こういうことをこういう形でメッセージとして伝えられるのもできるのも小説ならではのことなのかな。そこまでして伝えたいことがあったのだろう。

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感想投稿日 : 2012年12月28日
本棚登録日 : 2012年12月28日

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