著者の前向きな姿勢に本当に心打たれました。
私も、教職に就こうとしているアスペルガー者なので、「うわぁ、この人自分そっくりだなぁ」なんて思ったりしました。
36歳の時にアスペルガーと診断され、うつ病を患いながらも、精力的に発達障害の啓発活動を続けている彼に私も続きたいと思わされました。
発達障害の本当の「障害」は、自分の中にあるんじゃなくて、周りの無理解や誤解による壁のなかにあるんじゃないかなあとおもわされました。
もし、傷つくのを恐れてカミングアウトすることなく、障害を隠しながらひっそりと生きていたら、本当の愛は分からなかったかもしれない。
障害があってもなくても、人は皆大切な存在であり、側に寄り添うということが重要なことなのだ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年8月9日
- 読了日 : 2013年8月9日
- 本棚登録日 : 2013年8月9日
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