「心」ってなんだろう。
なんで、自分を大切にしたいという思いが自分を悩ませるのだろう。
心って、どこにもない。
波のようなもの。
ふしぎだ。
「自分」って何だろう。
自分の属しているものとか持っているものや姿で「自分」というものをつい測ってしまうけれども本当かな。
自分の心の怒りや悲しみは我慢していてもいけないし、それに振り回されてもいけない。
ブッダの見つけた「もののみかた」がやさしく、「ブッタ」とシッタカブッタの悩みを通してほっこりする絵柄のまんがで示されていきます。
・すべてのものは移り変わる
・すべてのものはひとりで存在しない
・人生は人の意志をこえている
・欲にくらまさなければ心はおちつく
シッタカブッタたちは、修行じゃなくて、「見方」を切り替えていくことで「そのまんまでいいよ」ということに気がつきます。
「考えさせる」というか、「考えるのをやめさせてくれる」本だと思います。
なにか、禅の公案にでも使えそうな問いかけばっかりです。
「人生ってそんなもんだな」って受け入れることができて、心が楽になりました。
そして、またここからがスタート。
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- 感想投稿日 : 2013年7月25日
- 本棚登録日 : 2013年7月25日
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