「愛してるぞ」なんて、仲間に面と向かって言える奴らの物語。

登場人物はバカばっか。
市場最悪のヒキを持っていたり、シュショーになろうとしていたり、抜群なルックスとでかいアレが武器だったり。

バカだらけだから、やることも頭が悪い。
とりあえず仲間内で喧嘩したり、外の奴らと集団で殴りあったり、集団で学校をサボったり。
品なんてこれっぽっちも持ち合わせていない。

動機も単純。
女の子とお近づきになるため、仲間の借りを返すため、仲間に会いに行くため。


でも、それでも、カッコいい。
それは多分、全力だから。

本気で怒るし、本気で殴るし、本気でやる。
ザ・ゾンビーズのメンバーは、みんな全力で生きている。全力で目の前の敵と戦っている。

ボロボロになっても、ボコボコにされても、必死で。
そんな姿がカッコいい。

男だったら、間違いなく憧れる。
俺が女だったら、間違いなく好きになる。

一番好きな作家の、一番好きな小説。

2018年9月24日

冒頭の「序」を読んですぐ、この本は面白いだろうなって思いました。
まさしくドストライク。
科学や宇宙のことはよく知らないけど、それでもめちゃくちゃ面白い。
きっとそれは、宇宙を舞台に働いている人たちのせい。
この本の言葉をお借りすると、「何か」を感じ、その「何か」に取り憑かれた人たちのせいです。
彼らが心の底から楽しく、探求心の赴くがままに仕事をしているからなんでしょう。
そんな風に思える一冊です。
僕の一番のお気に入りは、虚空に放たれたラブ・ソング。マジかよ最高だなって思っちゃいました。
おすすめです。

2018年11月12日

読書状況 読み終わった [2018年10月17日]

ジャンプに初連載されたこの漫画を読んだあの時を、今でも鮮明に覚えています。
あまりの感動で、1話のラストで泣いてしまいました。
1話にして、これは絶対人気漫画になるだろうなと期待させるほどの内容で、現に今ではジャンプを背負う漫画の一つになっています。
そんな「僕のヒーローアカデミア」の中で一番好きなのが、オールマイトが緑谷に雄英高校の合否を告げるシーンです。
不合格だ、と一度下げておいてからの、実は、、
という演出。
何回読んでも鳥肌が凄いです。
順調に話を進めているこの作品、王道のヒーロー漫画が好きな人はぜひ読んでみてください。

2018年11月13日

読書状況 読み終わった [2018年10月17日]

物語には、とてつもない"力"がある。
そのことを思い出させてくれる作品です。

愛と、友情と、ヒーローと、ロマンチックと。
これだけあれば、もう充分。
この本を読むと、きっと「ローマの休日」を観たくなりますよ。

2018年10月24日

読書状況 読み終わった [2018年10月24日]

初めて宇宙兄弟を知ったのは、アニメでした。
最終回まで観ましたが、弟のヒビトのセリフが2つ心に強く残っています。

1つが、マンガの第2巻で兄のムッタに言うセリフ。
「宇宙に行くの夢なんだろ 諦めんなよ」
「もし諦め切れるんなら そんなもん夢じゃねえ」
今でも放送された瞬間のことを鮮明に思いだすことができるほどです。

そしてもう1つが、この第7巻のセリフ。
「そうだな 世の中には"絶対"はないかもな」
「でもダイジョブ 俺ん中にあるから」
です。
自分以外の誰かに何て言われても、自分の中に"絶対"があればいい。
夢に一直線のヒビトだからこそのセリフで、とても印象的です。

ツラいことがあったときは、この言葉に勇気を貰っています。
自分の中の"絶対"を追い求めて。

2018年11月12日

読書状況 読み終わった [2018年11月12日]

題名を見ただけで分かることだけど、これは愛の物語だ。
ある秘密を抱えた女性と男性のおはなしで、ありきたりと言えばそうかもしれない。
でも、ありきたりかもしれないけど、素敵なおはなし。
びっくりするような展開とか、斬新な手法とかはないのかもしれないけど、それでも最高だ。
それは多分、ロマンスに憧れているから。仕方ない。
ロマンチストの方にはオススメ。
これぞロマンス。

2018年11月30日

読書状況 読み終わった [2018年11月30日]

BLUE GIANT シリーズは海外編のSUPREME から読み始めました。
このマンガを薦める人は「このマンガは音が聴こえてくる」といいますが、まさしく。
絵を見た途端、目から神経を通って頭へ、直接音が聴こえてきます。
そんな音楽が聴こえるBLUE GIANT シリーズの中で一番好きなのが、この2巻。
玉田が「やってくれよ!!」と促してから後。
大がジャズプレーヤーの世界で「勝てる」根拠を作るシーン。
ゾクゾクします。
大が「勝てる」気がしてきます。
直向きな心を見たい方は、読んでください。
後悔はしません。

2018年12月6日

読書状況 読み終わった [2018年12月6日]

大切な人が死んだ。その死に関わってるやつがいる。そいつは今でも平然と生きてる。だったら、そいつをぶっ飛ばす!
よくある話。よくある物語。
悪を懲らしめるっていう"平凡"なお話。
それだけなら。
この『SPEED 』には、作者からのメッセージが込められていると思う。
アギーは言う。「こんなもんか、なんて思って闘いから降りちまうのは、ババアになってからでいいじゃねぇか」
自分がおかしいと思ったら、闘う。
ジジイババアになるまでは、闘う。
主人公の女の子を介して、ザ・ゾンビーズが読み手に尋ねる。
「で、おまえはどうするよ?」

負けちゃいそうになったときは、この本を読む返す。
また、闘うために。

2018年12月21日

読書状況 読み終わった [2018年12月21日]

冒険小説の世界では、間違いなく5本の指に入るであろう名作。

敗戦濃厚なナチス・ドイツ軍が放った作戦は、イギリスの首相チャーチルの誘拐。
イギリス上空から英国の片田舎に侵入し、静かな週末を過ごしに来たチャーチルをかっさらう。
実行部隊の侵入成功を告げる連絡、それこそまさに「鷲は舞い降りた」

戦時中でいつ死ぬかもわからないからこそ、どこまでもクールに、そしてアツい登場人物たちに惹かれない読者なぞ果たしているのだろうか。
冒険小説が好きなら絶対に読むべき。公開することは絶対にない。

2019年1月12日

読書状況 読み終わった [2019年1月12日]

逃げたしたくなるときに読む本。
読んだ後は体中から力が溢れてきて、やってやる!と思える。

舜臣たちザ・ゾンビーズの前に現れたのは、包丁を手にしたサラリーマンの男性、鈴木さん。
娘を襲った理不尽と闘うために一ヶ月半のトレーニングを行って、力をつける。
果たして、鈴木さんの運命は…?
そんなお話。

自分が傷つきたくないと思っているうちは、闘う資格なんてないし、すぐ楽な方へ逃げようとする。
本当に手にしたいものがあるなら、正々堂々と闘って掴みとれ!
そうやって、鼓舞してくれる一冊。
さあ、いっちょ闘いますか!

2019年1月14日

読書状況 読み終わった [2019年1月14日]

主人公たちの「熱」が文字から滲み出ている。
やっていることはたいしたことではないんだけど、自分で考えて、自分で決めて、自分で行動する姿はアツく美しい。

"しょうがないよね、世の中なんてこんなもんだから、と諦めてしまうか。"
"ふざけんな、絶対に許さねぇ、と世界に牙を剥くか。"

さあ、どっちを選ぶか。
ザ・ゾンビーズ結成前にして、シリーズ完結作。
これがザ・ゾンビーズだ!

2019年1月18日

読書状況 読み終わった [2019年1月18日]

読了後に訪れる晴れやかな気分が心地よい。
うちなーの風土なのか、この作者がなせる技なのか。
「流」とか「go」とか好きな自分としては、まさにドンピシャの作品。最高。
レイの人間っぽさが大好き。愛らしい。
自分自身も、この英雄のような振る舞いをしていきたいな。
文句なしの直木賞、素晴らしいです。

2019年2月14日

読書状況 読み終わった [2019年2月14日]

なぜ宇宙を目指すのか?
なぜ人類は宇宙へ挑むのか?
なぜ生きるのか?
なぜ働くのか?
なぜ読書をするのか?
なぜ「グローバル人材」を目指してはいけないのか?
なにが、僕たちを突き動かしているのか?

たくさんのwhyと作者が導き出したwhat。
どれも素晴らしいです。

文句がつけられません。
オールタイムベスト入り確定です。

2019年3月14日

読書状況 読み終わった [2019年3月14日]

「…松方さん、画家の筆によって絵の中に残されましたね。たった一時間で、永遠を手に入れたようなものだ」

稀代の実業家、松方幸次郎が生前に手にした絵画の数々を巡るおはなし。
正直に言って、芸術のことはよくわからないけど、登場人物たちの絵画のかける想いは果てしなく、美しい。
芸術の大切さを改めて突きつけられた作品。
実際に『松方コレクション展』で実物を見に行けば、彼らが目にした世界をより視ることができる。おすすめです。
『美しき愚かものたちのタブロー』、その題名通りに、タブローへの想いの愚かさと美しさを感じられる。めちゃくちゃよかった。

2019年9月16日

読書状況 読み終わった [2019年9月16日]

最高。かっこよくて美しい。
金城一紀さんの他の著作、『レヴォリューションNo.3』、『speed』、『GO』に出てくる奴らそっくりの人物がいっぱい出てくる。
ザ・ゾンビーズが好きな人は、この『対話篇』も間違いない。
『花』は泣いた。このアルバイトなら、手持ちのお金全部支払ってでもやりたい。

2020年1月24日

読書状況 読み終わった [2020年1月24日]
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