雑誌なんかで評価が高くて気になってはいたものの、なかなか機会がなく読みそびれていた。いざ読んでみると、ああ、こういう人ってきっと都会にはたくさんいるんだろうな、と他人事のような感想がまず出てきたけど、今持ってるものをほとんど捨てる、ということができる人はそんなにはいないだろう。捨てたところで次に何かを見つけられる保証は全くないし、結局実家に帰る、くらいが関の山かなと。(帰ることができる人は、だけど)
捨ててしまって、その次に自分の身を亡ぼすような男にハマるというのは結構リアリティがあるなと感じる。今までにない環境に身を置いて、今まで周りにいなかった男にハマってゆくのだね、多分うまくはいかないと何となく分かっていながらも。凪ちゃんに幸あれ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年11月11日
- 読了日 : 2018年11月10日
- 本棚登録日 : 2018年11月10日
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