匣の中の失楽 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社 (1991年10月30日発売)
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本棚登録 : 891
感想 : 90
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面白い、んだけど途中で気持ち悪くなったり、混乱することがしばしばある。推理合戦は面白く、一人ずつだと読めない長さではないのに、何人も続くとちょっと読むのが苦しくなってくる。もうどれでもいいだろと思えてくる。

どうせこんなに引っ掻き回すなら、全部小説の話でした~という平和なオチが良かったような気もする。殺人事件モノなのだから当然かもしれないが、読んだ後味が悪い。ギャグすれすれとも言える内容だが、ラスト辺りの雰囲気がシリアス過ぎる。

P236まではきっちり読んだ。あとは流し読み。またいつか。

読書状況:いま読んでる 公開設定:公開
カテゴリ: 小説 ミステリ
感想投稿日 : 2015年6月7日
本棚登録日 : 2015年6月7日

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