世界に7例しかなかった
雄基さんが8番目の症例の
『大量骨溶解』という難病と戦った実話
顔の骨が解けて行き、顔の三分の二の骨を失い
視力・聴力、臭覚を失い
大好きだった食べることすら出来ず
それでも希望を捨てず
懸命に生きて
生きて行くだけでも大変なのに
周囲囲の思いやりを忘れず
常に、仲間、家族を大事にし
わがまま言いたいだろうが
八つ当たりしたいだろうが
そんなことは一つもなく
逆に仲間や、家族を励ます雄基さん
自分がこんな状況に置かれたとき
とてもじゃないがこんな生き方は出来ない
自分に勝てたとてつもなく
大した男だ
尊敬という言葉もおこがましく思える
また雄基さんを支える
仲間の存在も素晴らしかった
人はこれほどまで
ひとを支えることが出来るのだな
雄基さんだったから
ここまでみんな一生懸命に
なれたのかも知れない
ひとを愛し ひとに愛される
難しいことだと思う
『自分を大切に出来ない人は他人を幸せに出来ない』
この自論は間違いだと思った
『他人を大切に出来ない人は自分を大切に出来ない』
肝に銘じて日々を過ごそう
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
自叙伝
- 感想投稿日 : 2014年8月9日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年8月9日
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