ぼくには数字が風景に見える

  • 講談社 (2007年6月13日発売)
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数字と外国語の天才ダニエルは、共感覚を持つサヴァン症候群であり、人とのコミュニケーションにハンディをもつアスペルガー症候群でもある。そんな彼が、自分の半生をふりかえり、生きづらかった子ども時代のこと、勇気を出して海外へボランティア活動に行き、その経験で生まれ変わったこと、など成長過程で感じたこと考えたことをていねいに、真摯に語っている。それにしても数字が色を持ったり風景にみえたりするなんて、すごく素敵。πの数字も、すてきな音楽のように次々と頭の中に映し出されるとはびっくり。人間の脳ってすごく神秘的だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生き方・伝記
感想投稿日 : 2014年11月20日
読了日 : 2014年11月20日
本棚登録日 : 2014年11月20日

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