公爵令嬢の嗜み2 (カドカワBOOKS)

  • KADOKAWA (2016年4月6日発売)
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本棚登録 : 138
感想 : 7
4

1巻では領主代行と商会の仕事を軌道に乗せ始めた所で終わり、2巻では追放された社交界に完全復帰の幕開け。逃した魚はあまりにも大きすぎた。アイリスを切った第二王子陣営は王宮の舞踏会に颯爽と現れた彼女を見て歯がゆい思いをしたに違いない。けれどその能力の高さ故に敵対勢力から嫌がらせを受けることになるんだけど…。綺麗に着飾り公爵令嬢として貴族然と振る舞うアイリスに彼女を侮辱してた奴らが息をのむシーンは読んでてスカッとした。後半に教会からの破門と通行料の値上げという事件が一度に起こり、それに奔走するアイリスの様子があまり辛くて胸を打った。彼女を泣かせてくれたディーンに恋愛フラグ立った?と思ったけれど、その後の彼の王妃にするには惜しい宣言に今後はそっち方面には進まないのかなと思ったけどどうなんだろ。ゲームの主人公にあたるユーリは色々と腹黒そうだし他国と繋がっていそうでおバカな第二王子すら手玉に取って要らなくなったら捨てそう。ラスボスはユーリだったりして(笑)ラストにディーンの妹が登場したけれど彼女の性格等含め今後の展開がすごく気になる所で終わった。ネットで続きを公開してるだろうけど書籍派なのでまた次巻が発売するのを待つとしようかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年5月17日
読了日 : 2016年5月16日
本棚登録日 : 2016年3月13日

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