花咲ける青少年 (第6巻) (白泉社文庫 い 1-16)

著者 :
  • 白泉社 (2002年3月20日発売)
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本棚登録 : 156
感想 : 11
5

「花咲ける青少年」コミック文庫版の完結巻。

特別編を読むために改めて読み直した本作品。主要な登場人物は覚えていたのですが、その背景や詳細な内容を忘れがちだったため再読できてよかった。これで心置きなく特別編に取りかかれる(笑)

読み終わってみて登場人物たち皆が成長しているな、と感じました。花鹿も立人もユージィンもルマティもカールも。その主要メンバーを取り囲む脇キャラ達にも成長の様子が見て取れてすごく良くできた作品だと思います。主要メンバーの中ではルマティの成長が一番大きいような気がしました。
花咲ける青少年は逆ハーの恋愛要素だけの漫画じゃありません。そこに描かれているのはキャラクターたちの成長と想い。もちろん少女漫画ですから恋愛要素もありますが(笑)読み応えもあると思います。絵も精緻で細かく綺麗です。背景や衣装などもとても凝ってて見応えもありました。
何年も前に描かれた漫画ですが面白い作品はいつどんな時代に読んでも愛されるはず。そんな1冊なのではないのでしょうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック(女)
感想投稿日 : 2012年12月23日
読了日 : 2012年12月22日
本棚登録日 : 2012年12月23日

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