マークスの山(下) (講談社文庫)

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本棚登録 : 2622
レビュー : 239
著者 :
yueliさん 警察小説   読み終わった 

解説の秋山氏によるとジャンルは「本格小説」らしい。なんでも本格をつければよいというものではないと思うので、ネーミングはいかがかと思うが、言いたいことは何となくわかる。
犯人はもともと分かっていたし、動機や経緯も予想の範囲内だったが、サスペンスが作品の本懐ではないのだろう。いくら「マークス」が過去に罪を犯したとしても、水沢には何の関係もないわけで、水沢が単なる猟奇殺人犯であることには変わりはないのだけど、ラストシーンは雪山の山頂の静謐さと合わさって、なんだか切ない。真知子のメモとサンダルと、開いたままの目が、なんだか切ない。
一気読みしてしまう面白さでした。

レビュー投稿日
2017年10月1日
読了日
2017年10月1日
本棚登録日
2017年10月1日
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