冬姫 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2014年11月20日発売)
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本棚登録 : 615
感想 : 63
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信長の娘、冬の生涯を描く作品。清廉で優しく、しかし自分を曲げない強さを持つ冬が、周囲の人をなんだかんだで味方につけながら「女いくさ」を続けてゆく。娘(身内)から見た信長というのもなんだか新鮮な感じだし、冬をまもるもずと又蔵も魅力的。
Wikipediaによると、冬は実在の姫であるのだが、冬について書かれた部分は「冬に嫁いだ姫」という意味であり、出家前の名前はわからないそう。それがなおさら、神秘的さ、魅力さを増している。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代物
感想投稿日 : 2018年9月1日
読了日 : 2018年9月1日
本棚登録日 : 2018年9月1日

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