お江戸ありんす草紙 瓜ふたつ (小学館文庫 な 26-1)

著者 :
  • 小学館 (2015年6月5日発売)
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本棚登録 : 59
感想 : 9
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別々に育てられた、かたや姫君、かたや吉原の禿の双子の姉妹が周囲に助けられつつ悪党成敗(といっても実働は別人物)!なのだが、実質登場人物紹介みたいな感じも受け、事件の大きさのわりにはフワッとした終わりかただし、なんとなくごちゃごちゃしている。おいちも千代姫も一生懸命ではあるのだが、なぜ自分から窮地に陥りにいくのか理解に苦しむのと、吉原言葉がちょっと過剰でうっとおしい。
一応次作も読むつもり。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代物
感想投稿日 : 2017年6月11日
読了日 : 2017年6月11日
本棚登録日 : 2017年6月11日

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