残穢

3.51
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本棚登録 : 2793
レビュー : 583
著者 :
uchi18さん  未設定  読み終わった 

ほんとに怖い。。
持っていたくなくなるほど怖いのに(図書館で借りてよかった)、一度読み始めると、不思議なほど次へ次へとページを繰らずにはいられない。各章の最後の一文が読者を突き放し、恐怖をかきたてる。読者は、突き放されたままでは怖くていられないから、事の真相に迫ることで少しでも安心したくて(知れば安心できるという保証はないのだが)、急いで読み進める。怖いなあ、うまいなあ、でもやっぱり怖いなあ、と思いながら、結局3回ほど読んだ。

合理的・現実主義的な考え方に終始する(しようと努める?)名無しの主人公の、ルポルタージュ風の語り口が怖さをかえって増大させる。
後半になって話が拡大し、さらに実在の企業や人物が登場してくると、事実とフィクションとの境目がわからなくなってますます怖い。フィクションですよとひとこと言ってもらえれば怖くないのに。

映画は絶対に見るまい。

レビュー投稿日
2016年2月3日
読了日
2016年1月26日
本棚登録日
2016年1月26日
2
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