明日死ねたら楽なのに…
でもその現実が本当に明日来てしまったら?!
そんなことあるーーー?!

と思いつつも、自分なら…なんて考えながら読んじゃいました。
しかもうまいな〜〜と思ったのは、各章ごとに主人公が違うんだけど、ちゃんと全部が繋がってるんだよなぁ〜。

歳を重ねるごとに当たり前のことが当たり前でなくて、小さな幸せが大きな幸せに感じられる今日この頃?!

ちょっと先がきになって…
楽しい読書タイムになりました!

2024年5月13日

読書状況 読み終わった [2024年5月13日]
カテゴリ 凪良ゆう

おじーちゃんと孫の素敵な関係。
そして周りの人たちとの関係。

友達とは言えないけど…
知り合いとも言えないけど…
小さなつながり、関係を大切にしろ。
と教えてくれるおじいちゃん。

両親を小学校3年生の時に火事で亡くしてしまった瞬一。おじいちゃんと村の人たちで育ててもらい、温かく見守ってもらっているのが伝わってくる良い物語でした。
そして老い行くおじいちゃんは、瞬一の先の先までを考えてくれて、高校を卒業したら東京へ行けと。
理由は何でも良いと。
そこに口出しはせず、暖かく見守るおしいちゃん。

全てが人情味あふれる素敵な物語でした。
そして、私も頑張らなくちゃ!
って思わせてもらえる、そんな物語でした。

2024年4月13日

読書状況 読み終わった [2024年4月13日]
カテゴリ 小野寺史宜

ちょっとしたことだけど、でもどこにでもあるような。
人の温かみを感じられる素敵な物語でした。

2024年3月3日

読書状況 読み終わった [2024年2月17日]
カテゴリ 小野寺史宜

すれ違う母と娘。
別れた時の状況は同じでも受け取り方が違って…
感じ方も違って…

最後には分かり合えそうで分かり合えずに終わりそうな物語に胸が痛くなりましたが、千鶴の母親の気持ちもすっごく分かるし、こんな強い母親になりたいなって思うところがたくさんありました。

自分と母親との関係を今でもたまに考えてしまいます。
もう母が亡くなって10年が経とうとしていますが、
いまだにどうしたら良かったんだろう、、、って
考えさせられること多々。

そして、私には息子たちしかいないから、また違う人生。
考え方も接し方も違うんだろうな。と思いつつ。

そして、2ヶ月前に倒れた父との関係を思いつつ、
読み終えました。

またチャンスを見つけて再読したい一冊です。

2024年2月11日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2024年1月28日]
カテゴリ 町田その子

ホリエモン…Livedoor事件で逮捕された頃はよく分からず、なんか横柄な人!
という印象しかなかった。
お金を稼ぐためなら手段を問わない!
金、金、金のことしか頭にないのかな…と。
でも最近、YouTubeで見かける様子は、私の印象とはちょっと変わったような?!
たくさんの事業に手を出して。それも金儲けのため??
と思っていたらどうも違うみたいで…
色んな方との対談を聞いているうちに、当たり前のようなことを言っていることもあるのですが、なんか発想が面白い!!という事も増えてきて、彼本人にとても興味が出てきました。
そしてこの本に出会って読んだら、意外にも面白かった!!
いや、端的にわかりやすく書かれていて良かった!
彼の著書は初!でしたが、楽しめました!!

自分の人生、ワクワクすることをした者勝ち?!

いくつになってもワクワクを大切にしたいな!
と、50過ぎて転職を決めた私に大きな勇気をもらえました!!

2024年1月28日

読書状況 読み終わった [2024年1月22日]
カテゴリ 堀江貴文

シリーズ第2弾。

外国の香りがする物語だったり、日本酒と麹だったり。
それぞれの作家さんが醸し出す素敵な物語の短編集で、とても楽しい読書タイムとなりました!!

2024年1月10日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2024年1月10日]
カテゴリ 一穂ミチ

悩める人たちがたどり着く先は、コミュニティセンターの図書室。
別にあそこには素晴らしい、司書さんがいるとか、いい本が置いてある。
とかそんな話じゃないんだよね。
みんな知らない間にそこで、聞いちゃってる?!

偶然のような、必然のような出会い!

こういうどこにでもありそうだけど、なさそうな。
いや、自分の気持ちの持ちようなのかな?

そんなほっこりできるところが大好き!
2024年のスタートに読みました!

どんな人にも性別、年齢問わずにオススメできる素敵な物語でした。

2024年1月3日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2024年1月3日]
カテゴリ 青山美智子

前作を忘れてしまったので、この機会に両方。2冊を一気に読みました。

父が倒れてほとんど意思疎通が出来なくなってしまった今だから尚更、心に染みるたかも。

自分のことのように読みふけってしまいました。

2023年12月31日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年12月31日]
カテゴリ 辻村深月
タグ

人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。
それを嚙み潰せば、死者の最期の願いがわかるのだという。

親友のぎょらんを口にしてから、引きこもりになってしまった朱鷺(とき)を中心とした世界の物語。

彼が立ち直る過程で、お葬式のスタイルだったり、エンディングノートだったり。

人の命とは儚いもの。いつどこで倒れるかも分からない…
でもエンディングノートにだったら、誰に気兼ねすることもなく、自分のペースでゆっくり自分のしたこと、やってもらいたいこと。なんでも書いて置ける。
どんな葬儀をしてもらいたいか、どんな風に死んだ後、してもらいたいか。

逝った者、残された者、どちらにとってもはっきり分かることは、良いかも!
と物語と合わせてプラスの感情として印象深かった。
考えさせられること満載の物語でした。

2023年12月26日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年12月25日]
カテゴリ 町田その子

今、ベストセラーで話題とか!2023年12月。

2023年12月14日

読書状況 読み終わった [2023年12月13日]

主人公のリョウが沖縄へ里帰りするところから始まる物語。

せっかく帰ってきてくれたから、と、ガイドのお母さんがあちこちに連れて行ってくれなが、幼い頃を回想しながら進む物語。

今は亡き、実の父親のこと。
実の母親が亡くなって、連れてこられた沖縄のこと。
その当時の学校や友達のこと、家族のこと。

現実と回想が織り交ぜながら進む、素敵な家族愛の物語でした。

個人的に沖縄は一度だけ旅行で訪れたことがあるので、
全く知らないのですが、土地独特の雰囲気も伝わってきてとても心に残りました。

2023年9月28日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年9月26日]
カテゴリ 有川ひろ

クスッと笑えて、元気が出る物語!!
私も頑張るゾッ!って思える物語でした。

個人的に主人公の女の子の性格が純情で擦れてない感じが、よかったな!
たまには、田舎に!自然に!癒されることって必要だと改めて感じちゃいました。
そして、やっぱり人間も自然には逆らえないというか、大地に育てられてるなぁ〜ということを改めて感じられて、触れられて良かった!
短い物語なのに癒されました!

2023年9月6日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年9月4日]
カテゴリ 瀬尾まいこ

雑貨屋さんのおじいちゃんが子供たちのくだらない疑問、悩みでもなんでも答えてくれる。大人から見たらくだらない子供たちの深刻な?!悩みでもなんでもちゃんと考えてくれる。子供の悩みは、悩みとおじいちゃんの出した解決策を翌朝、店のシャッターに貼り出す。あるときは、一休さんみたいな?!とんちで回答するものも?!

しかし、そんな様子を見た大人からも悩み相談が。そこから大人の個人的な悩みにもちゃんと考えてくれる。でも大人は、プライバシーとか色々あるから、お返事は、店の裏の牛乳箱に朝に置いていくから相談者は勝手に取っていってね。というスタイル。

おじいちゃんの、「相談してくる人は、真剣に悩んでいるけれど、見ず知らずの他人に相談するときには、彼らなりの決断をしている。ただ、誰かに聞いてもらったり、自分を肯定したり、後押しして欲しいだけの時もある」と…
なるほどな。。。確かに!

そして、手紙を書くという行為で悩んでいる人も頭の中が整理できるのかな。。。と思ったりしました!

ちょっとSFチックな時空を超えた設定で物語が進む部分もあったのですが、私が生きてきた時代とピッタリ!マッチして。とっても楽しい読書タイムになりました!

私の悩みも聞いてくれるかなぁ〜^^; とほほ。

2023年9月4日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年8月23日]
カテゴリ 東野圭吾

今まで読んだ、町田その子さんとはちょっと違った感じの物語。そもそも、町田さんの短編集は初めてかも。。。
ちょっと人生を長く生きた先輩たちの人生物語?!
とはいえ、それぞれに生き方も感じ方も違うよね。
静かに心に染みる物語がじわぁ〜とくる、一冊でした。

リセット症候群、という言葉が出てきたのですが、初めて聞きました。こんな感じでちょっと苦しんでいる人もいるのかんぁ〜??

2023年8月17日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年8月14日]
カテゴリ 町田その子

途中から物語に引き込まれた。。。

最後は、感動して涙が出るくらい良かった!!

町田その子さんの物語を読んだ時の感動とは、ちょっと違う種類の感動?!だったような。

読む年齢、置かれている立場、タイミングによって受け取り方も様々だと思いますが、誰にでもおすすめできる物語だったと思います。

2023年7月25日

読書状況 読み終わった [2023年7月25日]
カテゴリ 喜多川泰
タグ

これはどの世代の人が読んでも、刺さるところがある素敵な家族物語。
家族の絆を軸にどんな状況にいる人にも、その人に合ったいろんな生き方を提案してくれている気がします。
誰でもいつからでも頑張れる!とも取れるし、人生どんな困難があろうとも、知恵を出し合ったり、協力したらいい方法で立ち向かうこともできるんだ!
と教えてくれているようにも思いました。
初作家さんでしたが、とっても良かったです!

2023年6月19日

読書状況 読み終わった [2023年6月19日]
カテゴリ 原田ひ香

いきなりドキッとする出だし。

人のために役に立ちたいと、ずっとそう思ってきたけれど、「人」とはいったい誰のことなんだろう。

全部で5章に分かれた短編集。
それぞれが独立した別のお話なのかなー?と読み進めていくと…
全てが『ツキない話』というポッドキャストで繋がった、素敵な素敵な物語でした。

自分では気づかなくても周りで支えてくれる人を大切に!そして改めて健康で過ごせているからこそ、今、自分は生かされている。
という幸せを噛み締めながら読み終えることができました!

途中から何がどう繋がっていくのだろう〜というワクワク感と色々な気づきと共にハッピーエンドで終わる物語に読むスピードが加速しました。
幸せな気持ちと私もがんばろっ!って思わせてくれた物語に感謝!!
やっぱり、青山美智子さん、大好き!!♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

2023年6月2日

読書状況 読み終わった [2023年6月4日]
カテゴリ 青山美智子

全部で5話からなる短編集。

・真夜中のアボガド
・銀紙色のアンタレス
・真珠星スピカ
・湿りの海
・星の随(まにま)に

カタカナで書かれたタイトルで見慣れない名詞は、星の名前。

真珠生スピカは、いじめを受けている女子高生の物語。いじめを受けていることを両親に言えずにいたら、ある日、お母さんが事故で急死してしまう。そんな彼女とお父さん、学校の先生の中で揺れる少女の物語。

湿りの海は、ある日、妻に新しい恋人が出来たからと娘と一緒に出て行かれてしまった男性の物語。自分の家族が急にあっさりといなくなってしまった所に、隣に引っ越してきたのは、自分の娘と同じ歳くらいの女の子とお母さん。ついつい色々と気になって、海に連れて行ったりしてあげるのだが、、、

星の随(まにま)には、両親は離婚して父親と新しいお母さん、そして、生まれたばかりの弟と暮らし始めた少年の物語。なぜか本当の母親に会えるのは決まった時だけ。自分から連絡を取ることもできず、父が決めてくれた時だけ、本当のお母さんに会える。どうして、自分は本当のお母さんとは一緒に住めないのか。。。でも新しいお母さんも赤ちゃんの弟も好き。そんな純粋な心で葛藤する物語。
なんかグッとくるものがありました。大人の事情に子供を巻き込むのってやっぱり大人の身勝手だよね。。。とは思うものの。人の心はいつまでも同じじゃないし。。。そんな切ない気持ち、答えの出ない気持ちを描いた物語。

どの物語もみんなが感じるような感情をそのまま物語にしたようなものでした。

2023年6月1日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年6月1日]
カテゴリ 窪美澄
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読み終えて、タイトルに納得!!
誰もが知っている、さるかに合戦が出てくるとは!

こんな短い物語にもちゃんとオチがあって、良かった!!

2023年5月27日

読書状況 読み終わった [2023年5月27日]
カテゴリ 森絵都

「夢」を語っていたあの頃。
そして、良くも悪くも計画通りなんていかない未来。

周りの大人に影響された高校時代から時はちょっと飛んで、
大学そして、社会人になった主人公、大佑と真苗から見た物語。

あちこちに勇気をくれる言葉がありました!

宮下先生だけが、
「おまえたち、大人はええぞ。
自分の好きなことをして生きていける。
特にこれからの時代は、今までの常識が通用せん新しい世の中になるじゃろう。
絶対オモロいぞ。早く大人になれ。
大人になったらもっといろんなことを教えたるからな」

こんな事を言ってくれる大人、どれだけいるんだろう?でもこんな言葉に勇気をもらえる若者も増えたら良いな!

2023年5月25日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年5月25日]
カテゴリ 喜多川泰

全部で3章からなっている。
とある会社員の死。そして、大学生と医者の死と。
人は生まれた以上、必ず死ぬ。
当たり前で誰もが分かっていることだけど、若い時は生きるのが精一杯で。他人のことを思いやったり、気遣うことすら、忘れているのに…いつのまにか歳をとって、、、死と向き合う。
いや、死と向き合うのに年齢は関係ないかもしれない。
そんな事を思いながら、夢中で読んじゃいました。
そして、読み終わった今、自分はどうやって死と向き合いたいか。すぐには出せない結論だけど、少しずつ向き合える時間を…と思える物語でした。

2023年5月15日

読書状況 読み終わった [2023年5月15日]
カテゴリ 二宮敦人

まあ.分かっていることだけど、男脳と女脳の違いよね(笑
女は男に愚痴を聞いてもらいたいだけ、話しに結論つけて終わり!にしたいのではなくて、大変だったね〜とかと、同意して欲しいだけ。話しを聞いて欲しいだけ(笑

「名もなき家事」と言っているところも面白いな、と。

2023年4月18日

読書状況 読み終わった [2023年5月12日]

喜多川泰さんシリーズで一番、推し!かも。
どれも良かったのですが、個人的にこの物語が一番、
心に刺さりました。

読み人の年齢、経験、立場などなど読者によって感じ方が変わるのかなぁ〜とも思いました。
私も主人公のアレックスと同じ50代だから、尚更、グッと心に刺さったのかな。とも思います。

言葉に現せないくらい私にとっては、響いたかな。
また期間をあけてでも、じっくり読み返したいかも。

第七の賢者の物語は特に良かったな。
東と西のオアシス。
自分はどっちのオアシスに属したいか。
今の私は、西!と言える。
若かったら東と言っていたのだろうか…
ちょっとでもリーダー的、マネージャー的役割を経験したから、こう言えるのかなー。とも思った。
いやー、この部分は1番、理解させずらい部分を具体的に言語化してもらっていて良かった!!

2023年5月5日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年5月5日]
カテゴリ 喜多川泰

大学四年生である主人公の西山諒太。
大学生になるとともに上京し、一人暮らしを始める。
東京の大学に進学するなら結婚した姉の家から通うはずだったが、横浜の大学にしたため、一人暮らしをすることに。
自由きままな学生生活も終盤。就職活動をしなくてはならないが、将来やりたい職種などもなく、後回しにしていた就職活動。重い腰をあげ、始めるも順調に行っているかと思いきや、、、

そこで出会ったのはたまに、行く貸し書斎、「書楽」でのひとつの広告。『手紙屋』。
偶然の出会いなのか、必然の出会いなのか。

どんな職種があうのか?どんな会社に行くのが安定した生活を送れるのか。どんな事を基準にして就職活動するべきなのか。

不安の中、手紙屋と文通していく中で素敵なことを色々教えてもらい、進むべき道を照らしてもらいます。いや、気づかされるのは、諒太のようで、読者!!
そこが素敵な物語でした。

所々に織り込まれている、写真とメッセージもまた心に響く感じで挟まれています。

2023年4月30日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年4月30日]
カテゴリ 喜多川泰
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