石涛 (新潮文庫 い 7-35)

著者 :
  • 新潮社 (1994年6月1日発売)
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本棚登録 : 29
感想 : 3
5

読みやすくて不思議と面白い話♪<br>
今まで井上靖といえば、歴史小説ばかり読んできたので、こういった軽く読める本はとても新鮮で、そしてとても面白かった!!
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<strong>出版社/著者からの内容紹介</strong><br>
<blockquote><p>ある日突然、中国の画家・石涛の絵が一点舞い込んできた。<br>深夜、ウイスキーの水割を飲みながらその軸に対い合っていると、不思議にアレルギー地獄から解放される。だが、どこからともなく聞こえてくる持ち主の嗄れた声。以後、度々交わされる老人との挑発的な対話…忍び寄る死の予感と対峙するような表題作他、「生きる」など全五篇を収録。作家の生涯の仕事を凝縮した最後の短篇集。
</p></blockquote>

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学
感想投稿日 : 2007年5月21日
読了日 : 2007年5月21日
本棚登録日 : 2007年5月21日

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