歴史小説に多くみられることだけど、特にこの時代は書き手や視点となる人物によって善人にも悪人にもなるところが面白い。
ここで描かれる光明子はえらくいい人に描かれている。
反面、長屋王がやたら悪く描かれているのが非常に新鮮だった。
自分の持っている知識と突き合わせて読んでしまうと思うところも多く出てくるけれど、それも含めて様々な作者のものを読んでいくのは楽しいと思う。
葉室麟さんの本は初めてだったけれど、とても興味を持った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年5月17日
- 読了日 : 2017年9月13日
- 本棚登録日 : 2017年9月13日
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