モモちゃんとアカネちゃんの本4作目は、
お姉ちゃんのモモちゃんと
妹のアカネちゃんのお話が
半々くらいになりました。
タイトル「ちいさいアカネちゃん」の通り、
1~2歳のくらいのアカネちゃんの
おしゃべりや動きが、
とってもかわいいです。
その反面、
純粋なアカネちゃんの素朴な疑問が
とてもせつなくて、
胸がギュッとしめつけられます。
最初のお話「パパ ない ない」の
冒頭1ページ目を読むだけで、
すでに涙目です。
いま、
朝ドラの「スカーレット」を
視聴していますが、
ちょうど主人公の息子の心境と
リンクするようなお話ばかりで、
「スカーレット」というドラマの深みも
増しました。
ほかにも
「赤いそり」「アカネちゃんのおてつだい」「野原で」「モモちゃんだいふんとう」
などなど、名作童話ぞろい!
子育て真っ最中の親御さん、
子育てを終えて一息ついた方にも
とてもオススメな1冊。
モモちゃんとアカネちゃんの本1~3までを
読んでいると、4作目はよりグッときます。
小学校低学年からひとりで読めますが、
「タッタちゃんとタアタちゃんのクリスマス」のラストには、
サンタクロースは誰なのか、
子どもが考えるためのヒントが載っているので、そこだけちょっぴり注意です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本・児童書
- 感想投稿日 : 2020年2月9日
- 読了日 : 2020年2月9日
- 本棚登録日 : 2020年2月9日
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