ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス(大判)

  • 文化出版局 (2006年10月1日発売)
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感想 : 26
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いろんな人に送られた、いろんな手紙が読者も「手にとれる」!
雪積もる12月に読みたいお手紙絵本。

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郵便屋さんが雪の積もる道を自転車に乗って、いろんな人たちにお手紙を配達していく物語。
郵便屋さん目線になったり、送ったり送られたりした人の気持ちになったり、物語を読みながらいろんな目線でたのしめる絵本です。
でも雪道の自転車はアブナイので、マネしないほうが懸命です(苦笑)

「やけに分厚い本だな…」と思いながら、小3娘に読み聞かせしていたのですが、ひとりひとりに届いた手紙が読者も「手に取れる」しかけになっていて、そのために厚みがあったのでした。
もちろん、手紙の内容も大きさもひとつひとつ違っていて、娘はその手紙を「手に取って読む」のもおもしろかったみたいです。
この本を読むと、手紙を書きたくなってしまいますね!

特にわたしが好きな手紙は、最後に送られた手紙でした。
いつまで見ていても飽きなくて、ほっこりしました。
娘はその手紙の他にも、もう1通、「遊べる手紙」が気に入ったみたいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: クリスマス本
感想投稿日 : 2021年12月20日
読了日 : 2021年12月19日
本棚登録日 : 2021年12月19日

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