著者の鴨頭氏は株式会社東京カモガシラランド代表取締役社長。

人材育成等をテーマに講演や研修を行う"炎の講演家"として、幅広くご活躍されています。

10冊以上もの著書やYouTube等を通じて情報を発信され、特にYouTubeの総再生回数は7000万回を超えていらっしゃいます。


【師匠は自分の息子!?】
"僕は師匠のことを「ハルヒト」と呼んでいます。
本名、鴨頭陽人。
そうです、僕の息子ですっ♪"

本書「自己肯定力」では、鴨頭氏と、そのご子息との日常のやり取りが紹介されています。

プロの講演家でありながら、小学生のご子息を"師匠"と称して学ばれる謙虚さが印象的ですが、読み進めていく中でその理由がはっきりとわかりました。


【そんなの、生きてても意味ないよ】
小学校で遠足があった日、鴨頭氏が"師匠"に遠足の感想を尋ねたエピソードがあります。

芝生の上でお弁当を食べる前に、転んだらどれだけ痛いかを確かめるために、自分から芝生の上で転んでみた。

そう話す"師匠"に驚いた鴨頭氏がさらに尋ねると…

"それはそうでしょ!!
転ばないように過ごしても、自分の限界ってわからないじゃん!!
それって、もうこれ以上は成長しないってことでしょ?
そんなの、生きてても意味ないよ。"

小学生の男の子の言葉に込められた思い。
私たち大人はどれだけ真っすぐ受け止められるでしょうか。

他にも多数のエピソードが紹介されていますが、どんなときも鴨頭氏は"師匠"から貴重な学びを得ている、と仰います。

鴨頭氏の学ぼうとする姿勢と、純粋な気持ちを持った"師匠"のメッセージに、大きく心を動かされる1冊です。


【成功者ほど学ぶ】
私も、メンターから『成功者はアリのお尻からも学ぶ』、つまりどんな出来事からも学んで、生産的な気づきに変えると教わってきました。

毎日新しいチャレンジをしているので、うまくいくこともあれば、思った通りにならないこともあります。

特にうまくいかなかったときこそ、その事実から何を学び取るかが大切だと思うようになりました。

経営について学びはじめたころ、私は日常の気づきをメールに記して、メンターに毎日送っていました。

そのような小さなことを継続する中で、「どうやったら次はうまくいくか」と考えるくせが自然とついてきました。

これからも謙虚に、貪欲に学び続けて、理想の結果をつくっていきます。

2019年9月30日

和田さんは、完全歩合制の外資系企業で、営業として圧倒的な成績を収められます。

2001年には営業コンサルタントとして独立され、さまざまな業種で講演や研修を開催されています。

著作累計は220万部を超える、ベストセラーの著述家でもあります。


【人生を変えた「陽転思考」】
和田さんの講演では、そのご経歴からは想像もつかないような、うまくいかない出来事にたくさん遭遇したというお話を伺いました。

仕事で思ったような成果を出せずに悩んでいたとき、"無理してでもポジティブに振る舞わなきゃ"という思いが、結果的に自分を追い詰めてしまったことがあったそうです。

和田さんが変わるきっかけになった「陽転思考」という考え方は、ポジティブシンキングとは少し違うといいます。

ポジティブシンキングではプラスを見るようにして、マイナスは見ません。

一方、陽転思考では、プラスとマイナスの両方を見て、どっちがいいか自分でチョイスする方法を採ります。


【事実はひとつ 考え方はふたつ】
陽転思考で大切なのは、目の前の出来事からプラスになる要素を探して気持ちを切り替えること。

つまり、うまくいかないことがあっても、「よかった」と自らに話しかけて、よかったと思える側面を探し出すことが重要なのだそうです。

例えば、自分が財布をなくしたとします。
普通なら「財布をなくしてしまった。ショックだ。」と落ち込んでしまうかもしれません。
陽転思考では、まず「財布をなくしてよかった。」と口に出します(!)

そうすると、人間の脳は"なぜ、よかったのか?"を自動的に探し始めるのだそうです。

・新しい財布を買えるからよかった
・大金を入れていなくてよかった

目の前の事実からプラスを見いだす考え方が習慣になると、気持ちの切り替えや決断のスピードが速くなります。

さらに、オーラが出てきて人から好かれるようになるとも和田さんは述べています。


【人生は解釈で決まる】
私もメンターから、「事実はひとつ、解釈は無数」と教わりました。

目の前の事実をどうとらえるか(どう解釈するか)で、うまくいくかどうかが決まると言っても過言ではないと思います。

私自身、チャレンジに失敗はつきものだと体感しています。

失敗したときに「失敗したからダメだ」と思うのか、「失敗したから次はこうしてみよう」と改善を繰り返すのか。

このふたつの考え方の差はとても大きいのではないでしょうか。

思考を変化させるイメージが湧きやすく、とても学びの多い一冊でした。

興味を持たれた方は、ぜひご覧になってはいかがでしょうか。

2019年9月27日

ホリエモンこと堀江貴文(ほりえ たかふみ)氏、
キングコング西野亮廣(にしの あきひろ)氏共著の
「バカとつき合うな」です。

オンラインサロンといえば、このお二方が有名ではないでしょうか。

そんなお二方による本書では、
自分の人生を自由にしていくために必要なことは、

・バカとつき合わないこと
・自分がバカにならないこと

と述べられています。

ここでいう「バカ」とは、自分がやりたいことに対して、あまり良い影響をもたらさない人のことを指すようです。


お二方が考える様々な「バカ」が紹介されています。
「あー、いるいる!」と思ったり、「え、自分もやったことがあるぞ!」と考えさせられるものばかりでした。


【善意なら何でもありのバカ】
中でも、私が強く共感したものは「善意なら何でもありのバカ」です。

強風の中、倒れた自転車を起き上がらせている、おばちゃんがいたそうです。

西野氏は、また強風で倒れたら、今度は自転車が壊れてしまうと思い、

見かねて自転車を寝かせていった。

そこでおばちゃんに、「あんた、何やってんの!?」と怒られて退散した。
というエピソードが書かれています。

"善意のバカは、本当にタチが悪い。
自分が善いことをしていると、信じて疑っていないから、何を言っても耳を貸さない。
つまり、バカの中でも止めようのないバカ、という意味で最悪です。"


私も事業を立ち上げて、軌道に乗ってきたころ、ビジネスに集中するために、NECを退職することを決めました。
その時に、反対を受けることもありました。

・苦労してせっかく入社したのに、勿体無い。
・まだ若いんだから、会社で経験を積みなさい。
・事業なんて失敗したら大変だ。

反対する人たちは、私を心配して言ってくれている人が多いと感じました。
それでも私は、自分の人生を自由に生きるために、事業の世界に飛び込みました。


【つるみにこだわる】
私がメンターから、口を酸っぱくして言われたことの中で、「つるみにこだわる」があります。
これは、誰と一緒にいるかを大事にするということです。

人は環境の影響を受ける生き物です。
日本人でも、生後すぐにアメリカに行き、英語圏で育てば、その子は英語を話すようになります。
どういう人を周りに置くかで、自分の考え方や行動が変わります。

私は、メンターのような結果が欲しいので、できるだけメンターと、時間をともに過ごすようにしています。

最初は「荷物持ちをやらせてください!」と申し出たことを、思い出しました。

一緒にいるだけでも、メンターとの考え方や価値観の違いに気づくことが多々あります。

メンターの選択の基準やこだわりを知って、
ひとつひとつ真似してきたことで、今の結果があります。

まだまだ現状に満足せずに、一緒にいる人にこだわって、大切な仲間とともに、さらに豊かな人生にしていきます。

本書は、現状を変えて何かにチャレンジしたい人に、是非読んでいただきたい素晴らしい一冊でした。

2019年9月25日

数々の大手企業の社長や経団連会長を歴任された、故・土光敏夫(どこう としお)氏。

人としての基本や、組織のトップはどうあるべきかなど、経営の本質に迫るメッセージが「土光語録」としてまとめられています。

本書は改訂前も含めると昭和45年に発表されており、約50年にもわたって読まれていることになります。

本書の中から、私が特に感銘を受けた内容を紹介します。

" 結果をつくるのは、能力よりも"こだわり"
やるべきことが決まったら執念をもってとことんまで押しつめよ。"

"問題は能力の限界ではなく執念の欠如である"

チャレンジにつきものである困難や失敗を乗り越えるために必要なのが"執念"であるといいます。

私もメンターから『誰でもできることを、誰もがやらないくらいの量をやる』といつも教わります。

特別な能力ではなく、絶対に成果にするぞ!という"結果・成果へのこだわり"が大切だと学びました。


【60パーセントOKなら、GOだ!】
時機を失すれば、たとえ百点案でも五〇点の結果になってしまう。

仮に六〇点案でも時機を失せず自信をもって行動すれば、八〇点の結果を生みだすかもしれない。

私が起業を決意したときにも体感したことですが、何か新しい一歩を踏み出すときに、状況や環境が整うことはないと思っています。

いまの事情から選択するのではなくて、将来への可能性からいまの行動を選択する。

少しでも可能性があるならまず行動を起こし、そして動いた後に素早く軌道修正することが大切だといいます。

自分が真剣に仕事に打ち込むから、人がついてくる
うしろ姿が立派であれば、黙っていてもついてくる。

組織のトップが情熱をもって仕事に取り組み、成果をあげる姿を自らの背中で示すことが大切だといいます。

私も「組織は自分の鏡である」 と教わり、24時間365日、いつでも誰かに見られていると思って仕事をする、と教わったことを徹底しています。

でもそれは強制させられているわけではなく、家族、仲間、大切な人とともに豊かになるためなので、負荷をかけて仕事をすることがとても面白いと思えるようになりました。


歴史を感じさせる1冊でしたが、大きな成果をつくるために大切なことは、今も昔も変わらず同じなのだなと感じました。

だからこそ、いつもメンターから教わった基礎基本に立ち返り、さらに大きな成果に変えていきます。

2019年9月10日

筆者のオリィさんは、大学在学中に遠隔操作ロボット「OriHime」を開発し、オリィ研究所を設立されます。

人とテクノロジーがなめらかに融合する「サイボーグ化」を推し進めて、既存の常識を塗り替える、ロボット界の天才と称されています。

本書では、今後の技術革新をふまえてサイボーグ時代をどのように生きればよいか、オリィさんの研究や体験を交えながら紹介されています。


【ルールは更新する、という発想】
「OriHime」は分身ロボットとして、身体の不自由な方の社会参画を可能にしたことで、大きな注目を浴びています。

オリィさん自身も幼少期に不登校を経験されていることから、
 ・『本当はやりたいことがあるのにできない状態』
 ・『本当はやりたくないのにやらされている状態』
が、大きなストレスの原因になるといいます。

こうした身体的な問題や社会的ルールによって制限される現状を打破するために、新しいツールを次々に開発されたそうです。

大切なのは、ただ与えられたルールやマナーに従ったり、それが気に入らないからと無視したりするのではなく、そのルールができた背景を考え、アップグレードさせる方法がなにかないか考えてみることだ。

新しい世界を創造するには、受け身ではなく、主体的な発想が必要なのですね。


【自分の顔や名前を覚えてもらう】
オリィさんは、もともと対人関係に苦手意識があったと語っています。

コミュニケーションの経験不足を克服するのに役立ったのが、トレードマークともいえる「黒い白衣」だそうです。

機能性に富み、見た者に強烈な印象を残す黒い白衣は、一瞬でオリィさんだと認識させるツールになっています。

私が講演会でオリィさんのお話を伺ったときも、黒い白衣を着ていました。

オリィさんは、自己紹介について、「相手のことを忘れるのは失礼」というよりも、「相手に自分のことを忘れさせてしまうのは失礼」という考えを表明しています。

他人のせいにせず、自分ができる最大限のことをやろうという姿勢に、私も大きな刺激を受けます。

"覚えられやすいことは、人生のチャンスの拡張につながる。"


【「心が資本」の時代へ】
今後、テクノロジーの進化によって身体的な差は克服され、肉体や能力の差は実質的になくなると予測されているそうです。

だからこそ、情熱であったり、自分が夢中になれる、わくわくすることを見つけるのが重要だといいます。


私は本書を読んで、オリィさんの情熱と行動力、そして絶対に現実を変えていくんだという強い気持ちに心を動かされました。

重い障害を抱えた人の気持ちを理解し、自らの技術開発によって彼らと一緒に仕事を創出する。

そうした人にとって、今までできなかったことができるようになり、孤独の解消と「ありがとう」の総量を増やすサイボーグ化は、人の気持ちに強く結びついているのだと学ばせていただきました。


私は最新技術に詳しいわけではないのですが、自分の事業を通じて成果をあげ、仲間と一緒に豊かになることをいつも考えています。

どんな仲間にも可能性があり、多くの仲間が事業に取り組む中で激変していく姿を何度も見てきました。

誰もが自らの可能性を信じてチャレンジしたくなるように、私も自分自身をアップデートする姿勢と成果で示していきます。

2019年9月5日

筆者の北野氏は大手広告会社、外資系企業勤務を経て、現在は株式会社ワンキャリアの最高戦略責任者を務められます。

本書『天才を殺す凡人』は、北野氏の公式ブログの内容が書籍化されたものです。

事業開発を経験された北野氏は、「すべてのプロセスにいる、今挑戦しようとしている人」のためにこの本を書かれたそうです。


【働く人の3つの才能】
本書では、働く人の才能を3つに分類しています。

天才(創造性)…独創的な考えや着眼点を持ち、人々が思いつかないプロセスで物事を進められる人

秀才(再現性)…論理的に物事を考え、システムや数字、秩序を大事にし、堅実に物事を進められる人

凡人(共感性)…感情やその場の空気を敏感に読み、相手の反応を予測しながら動ける人
 
皆さんは、ご自身は3つのうちのどれに近いと思うでしょうか。

また、それぞれに当てはまるような人が身近に思い浮かぶかもしれませんね。

組織においてはどの才能も必要とされるのですが、判断の軸など価値基準の違いから、互いに阻害し合うことも多いといいます。

反対に、自分の才能を正しく理解したり、あるいは複数の才能を持つ存在によって、活かし合うこともできるのだそうです。

3つのタイプの特徴や、どのようにして自分の才能を活かせばよいかを、凡人の青年を主人公としたストーリー形式で紹介しています。

新しい視点や考え方を学べる内容ですので、興味を持たれた方はぜひ手に取っていただきたいと思います。


私が本書で特に感銘を受けたのは、主人公が自分の才能を理解し、凡人の最強の武器である「自らの言葉」を使う場面です。

事業存続の危機の中、主人公が自分の思いを会議でプレゼンします。

彼のありのままの言葉は、徐々にプレゼンを聞いている人たちの共感を呼び起こします。

物語のハイライトのひとつで、特に読んでいただきたい内容です。


『人生で初めて、自分の言葉で人の心を動かせたのかもしれない。
そう思うと、グッときた。』


私自身、凡人に属する人間だと思っています。

今でこそ会社を経営しておりますが、もともとは会社員で土台もなく、独創的なアイデアも持っていませんでした。

メンターに弟子入りしたばかりの頃は、まだ目に見える大きな結果はありませんでした。

起業を志した私が、その頃に唯一伝えることができたものは、

「これから絶対に結果をつくるから!」
「必ず約束を守るから!」

という自分の思いだけでした。

自分の思いを自分の言葉で伝える体験は、私が最も仲間と分かち合いたい感覚のひとつです。

私自身、思いが伝わって嬉しかった経験、伝わらなくて悔しかった経験をたくさん味わいました。

だからこそ、主人公の懸命な姿には心が奮えましたし、彼のようなチャレンジがメンタルを分厚くし、人としての魅力を高めるのだと確信しています。


凡人は、人の気持ちを理解することに長け、魂を揺さぶる「自らの言葉」を使える。

新しいチャレンジに向けて背中を押してくれる、素敵な1冊でした。

2019年8月7日

本書は大人気映画「スター・ウォーズ」を題材に、登場人物やストーリーを読み解きながら、人生を切り開くために大切なことを教えてくれるユニークな一冊です。

一貫して映画の中の世界観で語られており、各作品の写真や名シーンも多く載せられています。

スター・ウォーズファンの方なら、思わず手に取りたくなるのではないでしょうか。

私が最も印象に残った一節を紹介します。

「やる」か「やらぬ」かだ。「やってみる」はない。
作中の登場人物であるルークが、師匠のヨーダのもとで修行をする場面があります。

沼に戦闘機を不時着させてしまった弟子のルークに対し、ヨーダはフォース(※)を使って戦闘機を引き上げるように言います。
(※)「スター・ウォーズ」作品における架空のエネルギーのこと

しかしルークは、あんなに重い戦闘機を引き上げられるはずがない、石を動かすのとはわけが違うと言葉を漏らします。

これを聞いたヨーダは次のように言い放ちます。

『何も違わん!おまえの頭の中で違うだけじゃ。これまで学んできた価値基準を手放すことを学べ。』

『「やってみる」はいかん!「やる」か「やらぬ」かじゃ。「やってみる」などない。』


本書では、何事もやってみる、チャレンジすることは良いことだと書かれています。

成功しても失敗しても、そこから学べることがたくさんあるからです。

しかし、本気で何かを成し遂げるならば、「やる」という強い気持ちがなければならないといいます。

「やってみる」とは、失敗することをあらかじめ織り込んだ態度であり、失敗に保険をかけたような思いを持ち続ける限り「やり遂げる」ことは難しいのだそうです。

私はメンターから、「やる」と本気で決意している人の特徴を、
・すぐやる
・何でもやる
・できるまでやる
のように、具体的に行動を起こしている人だと教わりました。


ヨーダは、ルークの目の前で戦闘機を引き上げてみせました。

ヨーダは手本を見せることで、「できない」と思い込むルークの心理的なブロックを打ち砕こうとしたのです。

ポイントは、あることが実現可能だと「知る」ことなのだそうです。

誰かが(特に自分にとって身近な人が)困難なことをやり遂げるのを見て、それが「できる」ことだと知ると、急に「自分にもできる」とイメージしやすくなるといいます。

一度「できる」と知ってしまえば、難しさを気にして「やってみる」などと身構えることもなく、「やる」ようになります。


行動が必要だとわかっていても、不安や過去の経験から、一歩踏み出すのをためらってしまう方も多いかもしれませんね。

私はメンターから「一緒にいる人を変えて、考え方のくせを変えることが大切」と教わりつづけてきました。

私が経営を学びはじめたとき、わからないことがたくさんありました。

はじめの頃は、大きな結果をつくっている経営者の近くに、いつもいるように心がけてきました。

そうすると、私の過去の経験にはない考え方の違いや、当たり前とする価値観の違いにたくさん気がつきました。

メンターの「こうすればできる」という、考え方の前提を早く吸収して、事業の成果に結びつけてきました。

どんな人と一緒にいるかで、自分の思い込みが変わり、行動が変わる。

スター・ウォーズの世界を味わいながら、多くの学びを得られる興味深い一冊でした。

2019年7月27日

著者はアメリカで「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた作家で、自らの出身大学の教授でもあります。

作家を志すまでに数多くの職業に就いたユニークな経験から、独創的な作品を発表します。

本書は、2013年に著者が教授を務める大学の卒業式で、スピーチをしたときの原文および日本語訳を載せたものです。

およそ8分の短い内容ですが、ニューヨークタイムズ紙にスピーチ原稿が掲載された後には、100万回ものアクセスがあるなど大きな反響を呼んだそうです。


人生を振り返って、あなたが後悔していることは何ですか?
著者は自身の半生をユーモアを交えながら語りつつも、この質問に対するエピソードを卒業生たちに分かち合います。

幼少期、いじめられている同級生のことを気にかけてはいたものの、何もできずにその同級生が転校してしまったことを悔やんでいるといいます。

『わたしが人生でもっとも後悔しているのは、「やさしさがたりなかった」ということです。』


人は誰もが利他の心を持ちながらも、本能的に自分のことを優先しがち。

他人にやさしくしたほうがいいと頭ではわかっているけれど、実践するのは難しいと著者は語ります。

それでも「もっと愛情をもった人になりたい」と誰もが心の奥底で望んでいることに向き合って、どうすればそのような人になれるのか、自分で答えを追い求めてほしいと伝えます。


その上であらためて卒業生たちに向けて、やさしい人、光り輝く人になってほしいとエールを送ります。

『わたしたちが、もっとやさしいひとになるなら、行動するひと、達成するひと、夢をもち続けるひととして、自分自身と真摯に向き合うことが必要です。』

『大きな問題と向きあうようなことをしてください。あなたを小さな人間やつまらない人間にするようなことを避けてください。』

紹介したのは本書のごく一部ですが、とても深い内容であり、私も考えさせられることがたくさんありました。

私なりの考えですが、やさしさとは「相手の気持ちを理解できること、寄り添えること」だと感じました。

悲しい、悔しいなど、痛みをともなう経験は誰にとってもつらいものだと思います。

そんな時に、自分を励ましてくれる存在がいることは嬉しいですよね。

自分がつらい経験、悔しい経験をしているからこそ、同じような経験をしている相手の気持ちが心から理解できる。

自分の体験が、ときには相手にとってのやさしさになり得るのだと思いました。

だからこそ、さまざまなチャレンジをする、困難から逃げずに大きな問題と向き合うことが大切なのですね。

目標に掲げた結果を手にするまでの過程で、著者の言う「やさしい人」に自分が変わらざるを得ないのだ、とも感じました。


私も起業したての頃は、過去の自分が経験しなかったことにたくさん挑戦しました。

はじめのうちは、思った通りの結果にならないことも多かったです。

でも、その苦しい経験を乗り越えてきたから大きく成長できたのだと実感していますし、新しいチャレンジが理想の成果に向かわせてくれると信じています。

短い内容ながら、とても学びの多い1冊です。

また何度も読み返してみようと思います。

2019年7月13日

仕事の成果や自己成長をより高めるためには、インプット(読む、聞く)よりもアウトプット(書く、話す)を多くすることが大切なのだそうです。

なぜアウトプットが大切なのか、本書では科学的な理由とともにわかりやすく説明されています。


例えば、読書をして多くの知識を蓄えることはもちろん大切ですよね。

本を読む、すなわちインプットをすることは、脳の中の世界を変えることとも言えます。


しかし、現実世界を変えるためには、アウトプットをする必要があります。

読書をしたのであれば、感想を書いたり、人に話したりすることを樺沢氏は強く薦めています。


こうしたインプットとアウトプット、フィードバック(インプットの修正)の繰り返しが、圧倒的な成長をもたらすのだそうです。

書く、話すといったアウトプットは「行動する」ことと同じです。

アウトプットするから行動が変わり、現実がポジティブな方向へ変わりはじめ、目標達成や自己成長につながるといいます。

樺沢氏がつくられている大きな結果は、日々の情報発信の継続、とてつもない量のアウトプットによって生み出されているのですね。


私も、アウトプット(書いたり話したりに留まらず、行動すること全般)で心がけていることがあります。

本書の内容に当てはまる項目がありますので、いくつか述べたいと思います。


◎やってみる

新しいことにチャレンジするとき、失敗を恐れない気持ちが大切だと思っています。

トライ・エラーの繰り返しで人は成長することを、私自身も体感しています。

メンターからも「成功するためには、たくさん失敗すること」と教わってきました。


◎楽しむ

同じ仕事でも、楽しんで行うか否かで結果が大きく違ってくると感じています。

樺沢氏も、楽しむことは脳や心理状態にも良い影響をもたらし、モチベーションが高まるといいます。

大きな結果をつくるためには、やるべきことを「楽しむ」気持ちが大切ですね。

本書については、私は樺沢氏の講演を拝聴する機会があり、とても多くの学びがありました。

すぐに取り組めるアウトプットの方法もたくさんご紹介いただき、さっそく実践しています。

行動することがますます楽しくなる、素敵な一冊でした。

2019年6月29日

本書のタイトルになっている「ポジティブ脳」とは、どういうことなのか気になりますね。

"とにかく明るく頑張ろう"と無理やり前向きに考えることが、一般的なポジティブ思考のイメージなのではないでしょうか。

しかし茂木氏は、この発想には少し誤解が含まれているといいます。

心理学的・脳科学的に、ポジティブな感情とネガティブな感情は区別できるものではなく一体であり、どちらにも良し悪しはないのだそうです。

むしろネガティブな感情を嫌う必要はなく、その感情を冷静に客観的に受け止めることで、その奥にあるポジティブな感情に気づくことが大切だといいます。

『なぜ自分はこんなネガティブな気持ちになっているんだろう』
→『それは、本当は自分はこうしたい(こうなりたい)からかもしれない』
→『だったら、そのために次はこうしてみよう』


こうした発想の転換をして目の前の現実をとらえなおし、望んだ方向へアクションを起こす力こそが、茂木氏が思う「ポジティブ脳」だそうです。


言い換えれば、言葉が前向きだったり、やる気に満ちあふれている人が必ずしもポジティブな人というわけではなく、その人の発する言葉や考えが行動に直結している人が、本当のポジティブだと茂木氏はいいます。

能力や性格は関係なく、発想を転換して、たとえ小さくても行動を起こすこと。

私も起業のプロセスで、考え方の癖を変えること、まず行動することの大切さを学びましたが、本書からその価値をさらに深く理解することができました。

仕事においてはいつも全力を尽くすように心がけている私ですが、一人でいるときはボーッとしていることだってあります。

もともと私はどちらかと言えば寡黙なほうで、事業で結果を求める中で自分自身を変化させてきました。

ポジティブになったというよりは、ポジティブを"選ぶ"努力をしてきた、という表現が当てはまると思います。

立ち上げを通じて身についた力のひとつ…とらえ方をポジティブにすること…で、困難なことでもチャレンジして、言ったことを必ずやり遂げるという信念が積み重なりました。

これからも結果をつくるための思考を学び続け、行動で示していきます。

2019年6月25日

柴田氏は元ホテルアソシア名古屋ターミナルホテルの総支配人です。

30年ほど国鉄に勤められたのち、1994年に販売促進部次長としてホテル部門に異動されます。

4期連続で赤字だったホテルの売上を7期連続の黒字にし、同時に従業員満足度の上昇に大きく貢献されます。


本書の副題は「"やさしさ"を大切にしたら人も組織も生まれ変わった」。

厳しい経営状況にあったホテルを、柴田氏がどのようにして再建されたかが本書で紹介されています。

その根本にあるのが「人の心をわかろうとするやさしさ」だといいます。


再建に取り掛かろうとした柴田氏は、社内の人員整理のときに「一人もクビにしないリストラをする」と決めます。

そして、全社員150人ひとりひとりと繰り返し面談をおこない、従業員がどうすれば幸せになるのかを考え続けたそうです。

全員の名前を覚え、ひとりひとりの良いところを見つけて、「よく頑張っているね」と声をかける柴田氏の姿勢に影響を受け、徐々に従業員たちのモチベーションは上がっていきます。

元気を取り戻した従業員たちは、どうしたらお客様に喜んでもらえるかを自発的に考えはじめます。

そして、既存のホテル業界の常識やマニュアルにとらわれない創意工夫に富んだサービスを次々に展開していきます。


柴田氏が一貫して大切にされていることが「すべての源泉は人である」ということです。

お客様を喜ばせようと新しい取り組みにチャレンジする従業員をまず自分が信用するから、従業員も「総支配人は本気で自分のことを信じてくれている」と感じ、楽しみながら仕事をするようになるのだそうです。

そして、ホテルにおけるお客様へのサービスも、働いている従業員が日々幸せを感じていれば自然と出てくるものだといいます。


"やさしさ"という言葉はいろいろな意味を持っているかと思います。

私は本書を読んで、相手が従業員であれお客様であれ、「どうやったら目の前の人が幸せを感じられるか」と相手の理解に努める姿勢が、お互いの信頼を深めるうえで大切なのだと感じました。

ただ単にやさしくすればいいというものではなく、相手が自然と行動を起こしたくなるような働きかけをするという"やさしさ"は、心から相手に興味関心を寄せるからこそ伝わるのだなと、柴田氏のメッセージから学びました。

私もメンターの指導があってこそ今の自分があり、ともに経営を学ぶ仲間たちは本当の家族のように思っています。

すべていろんな人とのご縁でつながっていて、たくさんの人に支えられているのだと感じます。

「義理人情を大切にする」と教わってきたことをこれからも肝に銘じます。

そして、何よりもまず私自身が「人」の持つ可能性を信じて、一緒に楽しみながら成果をつくっていきます。

2019年6月19日

小川氏はもともとSEとして働いていたところから起業され、29歳の時には会社を9社経営されます。

俣野氏は33歳の時に、勤めていた会社の史上最年少の役員に抜擢されます。

本書では、お二方が早く結果をつくられた秘訣…「成果を生み出す習慣に変えること」…について、考え方や時間の活用法、自己管理の仕方まで細かく紹介されています。


「習慣がその人の人格をつくり、人生をつくる」という言葉をご存じでしょうか。

ある行動を60日間毎日継続すると、それが習慣として身に付くようになると私は教わりました。

60日という数字を壁のように感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。


小川氏は、生産性の高い朝の時間を確保するため、朝4時に起きることをまず1週間続けるところから始めたそうです。

最初は辛くても、予定を入れることで必ず朝起きるように工夫し、身体が順応するまで続けたといいます。

いったん習慣として身に付いてしまえば、辛いと感じることなく継続できるのですね。

成果を出すために、お二方が習慣化を薦める行動は多岐にわたり、特に時間の使い方などを見直すきっかけになります。


習慣とは少し話題が変わりますが、私が本書で印象に残った点が2つあります。

・感情は解釈次第でいくらでも変わる
上司に怒られるなどでマイナスな感情を抱いたとしても、「これも将来のための修業期間だと思って耐えよう」など生産的な解釈をして、すぐに前向きに切り替えることが大切だといいます。

俣野氏は自分の感情が揺れ動くパターンを分析して、冷静に自分の感情をコントロールできるようになったそうです。

・自己投資
小川氏は会社員時代に、ある投資家から
『今のお前が貯められるお金なんて知れているんだから、金融商品なんか買わずに全額自分に投資しろ。
そしてお前が投資される男になれ。』
と言われたそうです。

そこで当時の月給23万円のうち、15万円を自己投資のために使うようにしたといいます。


私も、自己投資の大切さをメンターから教わってきました。

起業したての頃はお金に余裕はなくて、自己投資のために必要なお金を必死になって準備した記憶があります。

ですが、それだけ自分に負荷をかけて積み上げてきた努力や経験は、必ず自分の力に変わり、成果になるという信念があります。

そして、そのような負荷を「辛いもの」とマイナスに捉えるのか、「将来のための先払い」とプラスに捉えるのかで、その後の行動や結果が大きく変わることも学んできました。

成功はものごとをどう捉えるか(解釈)で決まると教わってきたことと、本書の内容がつながり、あらためて捉え方を生産的にしていこうと思いました。

"どんな出来事も前向きに捉えられる自分"を習慣にして、あらゆることにワクワクしながらチャレンジを続けていきます。

2019年6月14日

本書で中心となるのは、高野氏が2005年に農林水産課に(意思に反して)異動になってから、限界集落とよばれた農村地帯の立て直しに挑んだときの内容です。

その実績から高野氏はスーパー公務員と呼ばれ、唐沢寿明さん主演ドラマ『ナポレオンの村』の原案になっています。

石川県羽咋市神子原地区は、とても美味しいお米が穫れるにもかかわらず、過疎化と高齢化が進み、収入の少ない地元農家は苦しい状態を強いられていました。


共済による補助ではなく農家たちの自立・自活が必須と考えた高野氏は、予算わずか60万円で神子原地区の活性化と農作物のブランド化に挑みます。

棚田オーナー制度、烏帽子親制度、直売所の設立など新しい試みを成功させますが、軌道に乗るまでは困難の連続だったようです。

『集落を再生するために知恵を絞り、戦略を練りました。
けれど役所の人間が方法を唱えただけでは、集落のみんなは納得しません。
だからまずは私がやってみせて、今度はやってもらって納得させないと、人は動きません。』


本書のいたるところから、"可能性の無視は最大の悪策" という信条を持った高野氏の、公務員という立場や既存の考え方にとらわれない行動力を伺えます。

『可能性があるから挑戦したのではなく、やってみたからはじめて可能性が出てきたんです。』
…古文書のコピーから町おこしを成功させた経験により、高野氏が感じたこと

『これがだめだったら次はこれやろう、あれやろうって。何かをやるときは、最低でも3つは考える。』
…手紙を書きまくってローマ法王に神子原米を献上、ブランド化に成功

『お金があったらそんなこと考えません。お金がないから知恵を絞って考えるんです。』
…米の品質測定の新しい方法を探し出して、神子原米の品質担保に貢献


本書を通じて、高野氏の一貫した『どうやったらできるか?』という考え方と、失敗してもいいからまず行動してみるという姿勢にとても感銘を受けました。

私もそのように教わってきて、いつも自分がプレイヤーとして行動し続けることを大切にしてきました。

立ち上げの頃、私も周りの人全員から賛同を得られたわけではありません。

反対や批判を浴びることもありましたが、絶対に目標を成し遂げるという強い気持ちで足を動かし続けてきました。

なので、高野氏の『たった1%や2%の人が賛成で、あとは全員反対でも私はいいと思う。』という言葉がとても励みになりました。

私自身、多くの仕事に取り組んでいますが、あえて自分を追い込み負荷をかけることで、仕事のクオリティを上げるように努めています。

本書から学んだチャレンジすることの意義や可能性にフォーカスすることの大切さを、さっそく仕事に活かしていきます。

2019年6月13日

筆者は「国連に入って世界から飢餓をなくしたい」と考えていましたが、東大在学中の海外インターンシップで想像と異なる現実を目の当たりにします。

そこから、「ビジネスを通じて飢えに苦しむ人に十分な栄養を提供したい」という思いに変わります。

そして、あるきっかけを機に、ミドリムシ(学名:ユーグレナ)の食料資源化の可能性を知ります。

当時、ミドリムシの培養は技術的に非常に難しく、成功した例が世界にもありませんでした。


それでも、就職した大手銀行を1年で辞め、東大の後輩とともに、2005年にバイオベンチャー企業「ユーグレナ」を立ち上げます。

創業の時点ではミドリムシの培養技術が確立する見込みは立っていなかったそうです。
創業に踏み切ったのは、当時堀江貴文氏が社長を務めていたライブドアが、ユーグレナのスタートアップを支援することになったからだといいます。

出雲氏は、ミドリムシの話をちょっと聞いただけですぐに本質を理解して、ビジネスの可能性を見い出した堀江氏の頭の回転の速さに圧倒されたとも語っています。


研究の末、ついに世界発のミドリムシの培養に成功し、事業化の道筋が見えてきます。

ところが、2006年に起きたライブドアの不祥事によって、ユーグレナの事業計画はストップしてしまいます。

ユーグレナの顧客やパートナーになる予定だった企業からもイメージだけですべて断られてしまったそうです。


その状態から開発したサプリメントの営業活動を必死におこないますが、初めは全く売れませんでした。

資金がギリギリの苦しい状態が3年近く続きますが、努力の末やがて大手商社のバックアップを受けられることが決まります。

さらに、話題となった映画『不都合な真実』によって地球環境問題への関心が高まり、ユーグレナの取り組みが一気に注目を集めます。

そして多くのパートナー企業と手を組み、2012年に経済産業大臣賞などを受賞されます。


本書で出雲氏が最も伝えたいメッセージが冒頭に載っています。

『くだらないものなんて、ない。』

ミドリムシという微生物の秘められた力から、どんな生き物、どんな人、どんな仕事にも必ず意味や可能性があるのだと学んだそうです。

そしてユーグレナの立ち上げを通じて、自分たちが本当に正しいことをやっていれば、どこかに必ずそれに共感してくれる人がいるのだと体感したといいます。


本書を読んで、出雲氏や創業をともにされた方々のひたむきな情熱、苦しい時もあきらめない姿から、一緒に仕事を通じて豊かになっていこうと伝え続けてきた私自身の経験とも重なりあい、とても共感したのと同時に胸が熱くなりました。

とにかくたくさんの人に会って、本気で自分の思いを伝える。

そうすると、自分の話を聞いてくれる人にどこかで必ず出会える。

私が今まで努力してきたことに対する確信も深まり、また新しい領域に踏み出す力も湧いてきました。


私は健康にも気をつかっていて、ユーグレナのドリンクを飲んでとても美味しいと感じましたし、ミドリムシについて興味を持つきっかけにもなりましたね。

チャレンジする気持ちを後押ししてくれる素晴らしい一冊でした。

2019年5月28日

ネタバレ

旅とご当地グルメがテーマの旅番組のレギュラーを持っている主人公”丘えりか”。

略して「おかえり」です。

レギュラーといってもこの番組(ちょびっ旅)一本だけですが、大好きな旅をしながら仕事をできることに感謝しています。

ですが、とある収録でスポンサーの怒りを買ってしまい、急に番組が打ち切りとなります。

おかえりの事務所は、社長とおかえりと事務の3名の弱小事務所ながら、ちょびっ旅のおかげでなんとか事業が成り立っていました。

そのため、番組が打ち切りとなってしまったことで、事務所を畳む寸前まで追い込まれてしまいます。

そんな中、起死回生の事業として、『旅屋』を始めます。

旅屋とは、旅行に行きたいけど、事情があって行けない人の代わりに、依頼人の行きたい場所や景色・食べたい物すべてをビデオに撮影し、届ける仕事です。

旅の仕事に長年携わっていただけあって、主人公の得意分野でもありました。

それがおかえりの転機にもなり、この一連の旅が本書には描かれています。


どうなるかわからないけど新しい事業にチャレンジしたことや、レギュラー番組を持っているときから謙虚で、周りのスタッフを大事にしている”おかえり”の姿が印象に残りました。

だからこそ、『旅屋』という新たな仕事を始めるときに、レギュラー番組が終了したにも関わらず、以前のスタッフが協力してくれる場面には深く感動しました。

どんな仕事でも周りの人を大事にすることは変わらないと感じましたし、真剣に向き合うことや、未開拓の分野でチャレンジしていく必要があるなとあらためて思いました。

そして、『旅屋』のような仕事をしている人がもしいるのであれば、依頼してみたいと思ったのと同時に、やはり行けるうちはどんどん旅行に行きたいなと思いました。

「気づいたら、また今日も旅をしている」、なんて言ってみたいですね♪

2019年4月29日

山崎豊子(やまさき とよこ)氏著書『白い巨塔(一)』です。

主人公の財前五郎(ざいぜんごろう)は、食道手術を得意とする国立大学の第一外科助教授で、第一外科の東(あずま)教授の定年に伴い、次期教授の椅子を狙っています。
婿養子として財前家に迎えられ、義父が大学教授になれなかった経緯や自身が苦学生を経験したことから、なんとしても教授選にて勝ち、地位と名誉を手に入れる必要があります。

一方で、東教授は、財前の野心家で我が強い性格や医者としてのセンス、知名度に嫉妬心をいだき、定年が近づくに連れて、本当に次期教授が主人公でよいのか、疑問を持つようになります。

一巻では、財前助教授が教授選に向けて、局員や近親者に働きかけ味方につけていく姿と、東教授の葛藤から決断する瞬間までが描かれています。

なにかを達成しようとするときやチャレンジするときには、障害や壁がつきものですね。本心では、来てほしくないのですが(笑)
財前助教授の場合は人間関係が壁になったように、解決すべき課題は人によって違いますが、必ず自身を成長させるものだと思っています。
本書を通して、私自身も乗り越えていく度に成長し、変わってきたことを思い出しましたし、今も目標に向けて日々楽しんでチャレンジしています。

二巻はどのような展開になっていくのでしょうか(^^)
楽しみです♪

2019年3月30日

著者は、株式会社ジェイアイエヌの代表取締役社長の田中仁氏。
JINSメガネでとても有名ですね。

群馬県出身。高校卒業後は地方の信用金庫に就職するという、「普通の人」だった著者。

会社を立ち上げる中で直面した挫折や経験、著者の考え方などがまとめられています。

特に印象に残っているのは、
「本気でチャレンジした経験は、必ず糧となる」という言葉です。
自分自身を成長させるために、どんなことにも振り切ってチャレンジし、必ず成し遂げるという信念を持つことの大切さを改めて胸に刻むことが出来た一冊です。

2018年6月18日

シンクロ日本代表を創ったといっても過言でない、名コーチの井村氏。
著者が井村氏に取材をしてまとめた、経歴や考え方、努力、あくなきチャレンジ精神が記載されています。
自分が掲げるビジョンに対して、自身がとっている行動を照らし合わせ、「もっと変えなければ」とどんどん状況を自分から仕掛けて変えていく姿は、経営している身としても非常に学びが多く、見習うべき点がいくつもありました。
何と言っても、井村氏のシンクロに対する情熱の強さが、文章からひしひしと伝わってくるのがすごいですね。
私も熱きビジョンを胸に、日々ビジョンに則った行動をしているか常にチェックしていきながら成果を出していこうと思いました。

2018年6月18日

この本を一言で説明するなら、

「セブンイレブン創業者、鈴木敏文の、経営者としてのエッセンス(凝縮バーション)」

といったところでしょうか。
私も経営者として、この本を読んでとても身が引き締まりました。
また、人は誰もが「自分の人生の経営者」ですから、みんなこの本を読んでほしい、そう思いました。

挑戦こそが、人間の最も大切な資産。
とても共感した言葉です。

2018年6月7日

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