黒船以降―政治家と官僚の条件 (中公文庫)

4.25
  • (4)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 31
レビュー : 5
yukinagさん その他歴史   読み終わった 

山内先生はどれだけ博学なんだ。日本史の対談もできるとは。論理がきちんとしている人の空想にしては大胆すぎる発言もしばしば。
砕けた対話形式での会話の引出し手として、中村氏もすごい方だなと思う、ただ「大隈綾子が小栗上野介の養女」とか、出典不明の俗説が混じっているのはいただけないか。
旧幕臣の義侠心や、それを生んだ保科正之などの名君、そして新政府側の好戦的体質、何より水戸国学の害悪についてきちんと総括しているという点で、
一般向け歴史書としては司馬●太郎の何倍もよい本だと思う。小説家は雄弁である以前によい聞き手であるべきだし、資料の読み手でなければならない。

レビュー投稿日
2009年3月2日
読了日
2009年3月2日
本棚登録日
2009年3月2日
1
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『黒船以降―政治家と官僚の条件 (中公文庫...』のレビューをもっとみる

『黒船以降―政治家と官僚の条件 (中公文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする