『さらばのこの本ダレが書いとんねん!』で5月に紹介されて読みたいと思っていた本。図書館で夏の怪談企画に並んでいたので手に取りました。
表紙から連想すると怖そうな本ですが、中身はいたって真面目に、でも暗すぎず、重すぎずに、火葬に関するエピソードを語った本です。1~2時間で読めました。大変なお仕事とは思っていましたが、予想以上に確認事項や心配りが必要であることがわかります。
まえがきに書かれているとおり、『火葬場というのは、人間が人間という形でいられる最後の場所』です。
火葬場は今の日本では100%に近い人々が最後を迎える場所なのに、知らないことが多くて、怖いところというイメージがありました。なんせ、火葬しようとしたら生き返って…というサスペンスドラマを小さい頃に観たことがあって、そのイメージが強かったので。
この本に、生きたまま火葬したら‥という質問はトップ10に入ると書かれており、『真っ赤な嘘です』と、説明されていて、安心することができました。
私が亡くなるときは、副葬品は入れんといて、と言おう(特にフライドチキン)と思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年9月24日
- 読了日 : 2023年9月24日
- 本棚登録日 : 2023年9月24日
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