スペードの女王・ベールキン物語 (岩波文庫)

  • 岩波書店 (2005年4月15日発売)
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感想 : 49
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スペードの女王は、ストーリー展開も意外性があって多少のオカルトも入っていて、なかなか面白く読めた。

ペールキン物語は独立した5つの短編だが、どれもドラマチックで物語としてじゅうぶん楽しめた。中世ロマン派の小説が好きな人は気に入ると思う。

そして、やはり神西清さんの日本語がなんとも素晴らしい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ロシア文学
感想投稿日 : 2019年7月4日
読了日 : 2019年7月4日
本棚登録日 : 2019年7月4日

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