下巻に入ってからは、どういう展開になるのか予測不能。面白かったけど、何ともやるせない。
純粋で健気なミリーと対照的にケイトは計算高く冷たいのだけど、彼女は彼女で必死に生きているので憎みきれない。ケイトもラウリー夫人も根っからの悪人ではない。しかしやはりズル賢い。
それにしても女達に翻弄されっぱなしのマートンは何とも気の毒。彼の最後の決断には拍手をおくりたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アメリカの小説
- 感想投稿日 : 2018年7月9日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2018年7月9日
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