風立ちぬ・美しい村・麦藁帽子 (角川文庫)

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本棚登録 : 42
レビュー : 4
著者 :
yuko-romarinさん 日本の小説   読み終わった 

若い時に読むといい本がある。太宰治だったり風と共に去りぬだったり、ライ麦畑だったり。反対に年を重ねたほうが読みやすい本もある。本書を中学生の頃読んだ時は何がなんだかさっぱりわからなかった。しかし今読むと逆に他愛ない純愛ストーリーだったんだと驚かせる。

ここに描かれた5編の短編は、いずれも戦前のトレンディードラマだ。国内でさえ汽車で旅行するのが贅沢な時代に館山に海水浴に行ったり、軽井沢に避暑に行ったり、神戸を旅行することは庶民にとっては憧れのことだったに違いない。

時代が時代だけに男尊女卑というか、作者が上から目線で女を捉えているのは面白くはないが、反面そんな時代だからこその純粋な愛情表現が微笑ましい。

レビュー投稿日
2013年12月24日
読了日
2013年12月24日
本棚登録日
2013年12月24日
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