明日を支配するもの: 21世紀のマネジメント革命

  • ダイヤモンド社 (1999年3月1日発売)
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感想 : 57
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●読むキッカケ
・なんとなくドラッガーの様な読み応えのある本を読みたくなったから
・未来予測系の話を読みたくなったから

●サマリー
・プロフェッショナル社会におけるセルフマネジメントの項目に、
共感や学びを得ることが出来た。

●ネクストアクション

●メモ
・強みを知るためには、何かを始める際に、自分が発揮できる価値を書き留めておき、
一定期間後に実際にどうだったかを検証することをオススメしている。
仮説を立てて、その検証を行うことをすることが、
0ベースで捉えるよりもいいものとして薦めているのだろう。

・強みと同じくらい、人には得意不得意な仕事の仕方が在るらしい。
ドキュメンテーションが得意不得意、人とやるのが得意不得意とか色々。
恐らく、それを踏まえて無理に自分を変えようとする努力よりも、
しっかり自分の特性を見極めて、最大価値が発揮されるスタイルを確立する努力を薦めているのだろう。

・強みと価値観がコンフリクトを起こした際に、優位にすべきは価値観らしい。
まあ好きこそものの上手なれ理論かなあと捉える。

・どこでいかに貢献するのか、に答えられる状態で無くてはならない。その際に、
 ー難しいものであること
 ー可能なものであること
 ー意味のあるものであること
 ー出来るだけ数字で表せるものであること
という、基本的な目標設定の条件を満たしたものを設定するようにすること

・価値を出す上で、関係者をしっかりと捉えることの重要性を指摘している。
特に、部下としての在り方として、上司が成果を上げられるように振る舞うことを指摘しているのが、斬新。
そういう風に信頼関係を醸成することを、組織に働くものの義務として位置づけている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未来観
感想投稿日 : 2016年1月9日
読了日 : 2016年1月9日
本棚登録日 : 2016年1月9日

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