科学と人々との関わりについて、主に非理系を対象として書かれた本。
理系の立場で読んでも、新しい気づきや考えさせられることが多かったです。
「見える科学と見えない科学」の話、
そして、サイエンスコミュニケーションのあり方など。
まずはどれだけ身近な科学(見えない科学)と仲良くなれるか、がカギだと感じました。それは、理系のマニアが「見える科学のおもしろさ」を伝えるのとはまた違うこと。(理系だと非理系の気持ちがわかりにくいのが傷です。)
寺田寅彦のように、自然科学にどっぷりつかった状態から一歩引いて、自然科学との付き合い方について考えるのも大事だな、と感じました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2011年11月6日
- 読了日 : 2011年11月6日
- 本棚登録日 : 2011年11月6日
みんなの感想をみる