ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?

著者 :
  • 講談社 (2012年4月6日発売)
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感想 : 195
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『感想』
〇著者のひらめきと行動力に驚いた。そうだ考えているだけでは何も変わらない。行動して、成功したならよいしダメだったとしても次の行動につながる反省ができる。

〇こういう人は周りからの好き嫌いが激しそうだ。結果を出すことはもちろん大切。だがそれだけで社会は動かない。ルールがあるのは責任逃れをするためだけではない。個人でなくチームで仕事をするための土台を作っているんだよ。

〇本人は会議も企画書も作らず、上司には事後報告かもしれない。だがきっと代わりにその役目を果たしている人がいるのだろう。その人に感謝しないといけない。

〇ロシアもアメリカもローマ法王からも手紙の返事が来たのに日本の総理からは来ないなんて、別に悪いことしてるわけじゃない。手紙を出す自由があるように、返事を返さない、もしくは読まない自由もある。

〇本には成功談ばかりが書いてあるが、失敗も同じくらいあるのでは。それはどう対処したのだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学
感想投稿日 : 2021年10月12日
読了日 : 2021年10月12日
本棚登録日 : 2021年10月12日

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