はじめてのボンヘッファー。
キリスト者の「交わり」について、かなり新たな視点を発見できた。まさに目からうろこ。
ボンヘッファーはとても現実的な話をしている。この混沌とした世界における、罪びととしてのクリスチャンの交わり。それは理想郷でもなんでもなくて、時として荒削りな、こんなはずじゃなかったと思わせるようなこともあるけど、そんな現実の中にこそ神様は働いていて、キリスト者の交わりの恵みがある。
こうあるべき!じゃなくて、まず自分自身がその状況や人を受け入れることが、私のするべきことだなと気付かされました。
自分の身をぴしっと正されるような、厳しいこともずばっと語ってくれるところが好き。難しいけど、ぜひ一度は読んでみることををおすすめしたい一冊です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
信仰書
- 感想投稿日 : 2011年12月30日
- 読了日 : 2011年12月30日
- 本棚登録日 : 2011年12月30日
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