共に生きる生活 改訳新版

  • 新教出版社 (2004年3月1日発売)
3.80
  • (5)
  • (2)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 40
感想 : 5
5

はじめてのボンヘッファー。
キリスト者の「交わり」について、かなり新たな視点を発見できた。まさに目からうろこ。
ボンヘッファーはとても現実的な話をしている。この混沌とした世界における、罪びととしてのクリスチャンの交わり。それは理想郷でもなんでもなくて、時として荒削りな、こんなはずじゃなかったと思わせるようなこともあるけど、そんな現実の中にこそ神様は働いていて、キリスト者の交わりの恵みがある。
こうあるべき!じゃなくて、まず自分自身がその状況や人を受け入れることが、私のするべきことだなと気付かされました。

自分の身をぴしっと正されるような、厳しいこともずばっと語ってくれるところが好き。難しいけど、ぜひ一度は読んでみることををおすすめしたい一冊です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 信仰書
感想投稿日 : 2011年12月30日
読了日 : 2011年12月30日
本棚登録日 : 2011年12月30日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする