たぶんこの本が言いたいある種のテーマは、「境界線ってなんだろう?」ってことなんだとうちは思う。国籍とか、性別とか、愛とか、友情とか。でもこのストーリー自体は自分好みではなかったす。ちょっと暗い。出てくる登場人物全員が、ある種の孤独ナルシズムに浸っててあまり好きではなかった。表現力は優れてるし、話の展開も上手だと思う。世界の村上春樹だから当然なのは分かっておりますけれど。
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- 感想投稿日 : 2008年9月9日
- 読了日 : 2010年7月17日
- 本棚登録日 : 2008年9月9日
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