一流ファシリテーターの 空気を変えるすごいひと言 打ち合わせ、会議、面談、勉強会、雑談でも使える43のフレーズ
- ダイヤモンド社 (2023年12月7日発売)


◾️印象に残った言葉
現実を変えたいとき。
他人を変えるよりも自分を変えるよりもまず言葉を変えてみましょう。
言葉なら簡単に変えられます。
しかも、すぐに。
それで現実が変わればしめたものです。
ファシリテーターの役割は良い空気を作ること。
空気さえ整えば、参加者同士が自然と発言するようになります。
自分の意見をしっかり言えれば、「自分が尊重されている」と感じます。その上で導き出された結論ならば「共通の結論」として納得し、受け入れてくれます。
◾️感想
出てた事例は咄嗟に出るものではないが、上記の考え方を念頭に置いておくことさえできれば、自然と発せられる言葉は変わっていくのだろうと感じた。
「いい人」と思われるように、という言葉がやたらと出てくるので、最初はその言葉が引っかかったが、「できる人」と思われるより、いいのかもしれない。
経験上、「できる人」には必ず敵が付き纏い、嫉妬の攻撃にあう。そして、「できる人」を維持するには本人も相当苦しい思いをする(それが成長を加速させるとも言うが)
仕事をうまく進めるために、自分一人ができる人と思われることに価値はない。
みんなが気持ちよく働ける場作りを考え、みんなのモチベが上がり、それが結果となり、さらに良い仕事を生み出す。
そのためには、自分のトゲついた本音なんてしまっておこう。
それが大人の闘い方なのかもしれない、と感じた本。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月7日
- 読了日 : 2024年1月7日
- 本棚登録日 : 2024年1月7日
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