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教育とは何?-日本のエリートはニセモノか (中公新書ラクレ 595)
- 尾木直樹
- 中央公論新社 / 2017年9月6日発売
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偏差値で序列化して「勝ち負け」になった教育。「勝ち負け」からは真の学び、成長は望めない。今の教育の実態に絶望を感じつつ、でも、家庭の中で、子どもの「個」と向き合っていく勇気をもらえました。茂木さん、尾木ママ、ステキです。
2017年10月20日
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うちの火星人 5人全員発達障がいの家族を守るための"取扱説明書"
- 平岡禎之
- 光文社 / 2014年4月18日発売
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6人家族のうち、父親以外の5人が発達障害のある「火星人」。それぞれが世界をどう感じているのか、わかりやすく、そして衝撃的でした。音階に色が。言葉に溢れでるイメージが。生きにくさと同じくらいに地球人には真似できない感性があると知り、本当に驚きました。
2017年10月16日
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新 ガラクタ捨てれば自分が見える (小学館文庫)
- カレン・キングストン
- 小学館 / 2013年10月8日発売
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今すぐにでも家の中を片づけたくなる本。片づけたい気持ちになるコツもあるし、実践しやすいです。訳者は、フィギュアスケートの取材でおなじみの田村明子さんです。
2017年10月13日
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主張できる日本人になる (コミー物語選書01)
- 吉村克己
- コミー / 2016年4月27日発売
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コンチネンタル航空などを再建させた日本人、鶴田国昭さんの人生を紹介した本。すごい交渉力、人間を大事にする心。一流の仕事って、こういうことなんだと感動でした。
2017年9月11日
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イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」
- 安宅和人
- 英治出版 / 2010年11月24日発売
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「問題はそこじゃない」と言いたくなる堂々巡りの会議、要を得ないプレゼン。そもそも、イシューすなわち答えを出すべき問題を吟味しないから起こること。どうすれば本質を追求しながら答えを出せるか、相手に伝えることができるか、分かりやすく解説されています。新入社員には是非読んでほしいな。
2017年4月20日
東日本大震災の日。小学校5年生だった3人が語る、当時のこと。美談ばかりのメディアでは語られない、リアルな内容です。そして、辛い想いを吐き出せない子どもたちを、気にかけて、見守ってほしいというメッセージでもあります。
2017年3月31日
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親の介護で自滅しない選択
- 太田差惠子
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 / 2017年2月1日発売
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頑張りすぎ、情報不足で自滅する親の介護。自分もそうならないように、意識付けできる本でした。いざという時、読み返したいです。
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輝く夜 (講談社文庫)
- 百田尚樹
- 講談社 / 2010年11月12日発売
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百田尚樹は嫌い。でも、なんでこの本はこんなに感動するんだろう。イブの日に訪れる奇跡が5編。じーんときます。なんで、あんな言動する人にこんな小説書けるのかなあ、意外と心の中は純なのかな。
2016年12月19日
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ムーンナイト・ダイバー
- 天童荒太
- 文藝春秋 / 2016年1月23日発売
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震災後の海に潜り、遺族のために遺品を引き揚げるダイバーの舟作。そして、夫が海で行方不明の女性。なぜ潜るのか、なぜ指輪を見つけたくないのか、人々の漂流する想いが痛く、静かだけれど深い小説でした。
賛否両論ありそうですね。
2016年10月23日
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絶対儲かる「値上げ」のしくみ、教えます
- 石原明
- ダイヤモンド社 / 2015年9月4日発売
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経営者ではなくても、営業やってる人なら必見。価格はそこ会社の将来を見越して設定する。値上げの本当の目的は時間を作ること。日々の営業の計画にも影響する内容です。
2016年9月22日
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医療にたかるな (新潮新書 513)
- 村上智彦
- 新潮社 / 2013年3月20日発売
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誰が悪い、何が悪い。批判だけではダメ。
批判は必要かもしれないけど、より良い医療や社会を作るには、自分にできることを精一杯やらないとな、と思いました。
大事なことを教えていただきました。
2016年7月23日
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約束 (小学館文庫 い 30-2)
- 石田衣良
- 小学館 / 2012年12月6日発売
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苦しみ、悲しみからの再生と希望を描いた短編集。心が震えます。表題作「約束」は池田小の事件を題材にしていて、傷ついた子どもたちの癒やしに繋がってくれたら……と。本田健さんが、石田衣良作品で最も好きだという一冊。涙なしには読めません。
2016年6月4日
子育てがこんなにママに背負わされてるのはおかしい。四苦八苦するママの叫びを受け止め、応援してくれる本ですね。嬉しい。そして、サラッと読めます。
2016年3月14日
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エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
- グレッグ・マキューン
- かんき出版 / 2014年11月19日発売
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「時間が足りない」とぼやく全ての人に読んでほしい本。本質を追求し、やらねばならないことを削ぎ落とす。私自身はワーキングマザーになってから、そうならざるをえなかった。優先順位をつけて、低いものは切らざるをえなかった。でも、そのおかげで、それまでより大きな成果と喜びを手に入れています。エッセンシャル思考、ぜひ取り入れていただきたい。
2015年12月31日
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来世でも読みたい恋愛論
- ジョン・キム
- 大和書房 / 2015年9月19日発売
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これは、既婚の人にもオススメの「愛情」に関する分析本です。冷静な筆致で、恋愛の心の動きを論理的に説明してくれています。なぜ満たされないのか、苦しいのか、その仕組みがわかる内容になっています。
2015年10月29日
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ふたりのイーダ(新装版) (児童文学創作シリーズ)
- 松谷みよ子
- 講談社 / 2006年7月13日発売
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東京から広島に来た男の子が、不思議ないすと出会って謎解きをしていくうちに、原爆の悲劇に触れる物語。小学校のころ、何ともいえない不思議な読後感に、強い印象を持ちました。大きくなったら、娘にも読んで欲しい。
2015年8月10日
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生まれたのは自閉症くん。 (SUKUPARA SELECTION)
- moro
- 竹書房 / 2015年7月9日発売
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自閉症のこもたろくんと、ママのmoroさん。日々の成長を綴った4コマ漫画です。爆笑あり、うるうるあり、切なさあり。重すぎずに自閉症のお子さんのことを知ることができます。ブログも平日必ず更新されていて、いつも楽しく拝見してます。(たまに外で笑いをこらえるのに苦労することも)
2015年7月10日
認知症の人の赴きたい場所へ案内する「徘徊タクシー」。その人にとっては、「妄想」が「現実」。小説自体はちょっと支離滅裂だけど、考え方は好きです。
2015年5月28日
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知的生活習慣 (ちくま新書)
- 外山滋比古
- 筑摩書房 / 2015年1月8日発売
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「知識はモノマネの結果」その知識を「教養」と名付けて崇めてることの弊害を説いていて、なるほどと思いました。大切なのは生活。そして自分で考える力。子どもにも自分にも参考になりました。
2015年5月20日
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暗闇から世界が変わる ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦 (講談社現代新書)
- 志村真介
- 講談社 / 2015年3月19日発売
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ダイアログ・イン・ザ・ダーク。大好きなイベントが、どのように日本で作られていったのか、興味深く読みました。著者は必ずしも器用な人間ではなく、失敗も赤裸々に語られています。この本は、正にそこが魅力です。
不器用でも、周囲の助けを得ながら、ひとつのプロジェクトを進めていくことができる。とても励みになる一冊です。
著者の姓が、金井から志村に変わっていたのがびっくりで……。季世恵さんと再婚されたのですね。驚きました!
2015年5月10日
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鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐
- 上橋菜穂子
- KADOKAWA/角川書店 / 2014年9月24日発売
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恐ろしい伝染病をめぐるミステリーであり、民族の多様性の生物学的かつ文化的な描写であり、かつ心の絆は異なる文化の垣根を超える物語。上橋ワールドの深さ、広さ、緻密さに圧倒されました。ユナちゃんが自分の娘に重なって、何とも可愛い。
2015年5月6日
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「住んでいる部屋」で運命は決まる!: 心も空間も、スッキリさせる方法 (王様文庫 B 166-1)
- 八納啓創
- 三笠書房 / 2015年3月30日発売
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ちょっとした片付け、整頓で運気が上がる。運気というと、「そんなもの」と思う人がいるかもしれませんが、人は感情に左右されやすい生き物。気持ちが良い空間が、良い行動を産むのだと思います。住む場所選びの話もありますし、たいていの人は一読に値するでしょう。
2015年4月5日
自分が創造したことが実現する「引き寄せの法則」のからくりについて納得。愚痴や悪口ばかり重ねれば、自分自身の上にそれが実現してしまう。幸せなことを想像して、プラスのオーラで過ごしたいものです。
2015年3月20日