バリの魂、バリの夢 (講談社文庫)

  • 講談社 (1998年1月1日発売)
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感想 : 4
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著者のように、ワルンで手で食べるとか、デンパサールの安宿に泊まるとかは、ちょっとぼくの身体は受け付けなさそうやけど…
熱気ムンムンのバリの空気を思い出して楽しかった。
バリの駆け落ち婚の説明と、葬式の話はおもしろくて笑った。
海岸の埋め立てを止めた政治家の話もカッコいい。政治家は民衆とのパイプ役、そういえばそやな、日本じゃ忘れがちかも。
この本の出版から、さらに観光地化は進んでいるだろうけど、バリの神聖な空気と、人々の信仰心は、失われないでほしいと祈るばかりです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2017年5月20日
読了日 : 2017年5月20日
本棚登録日 : 2017年5月20日

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