なんかよさそうに見える典型のタイトルをした本。コミュニケーションに悩んで…とか、人ともっと楽しく話せるようになりたい…とおもっている人に価値のある本ではないかな。
批判とか愚痴は当然いわないに越したことがないので、そういう他人が聞いて気分が良くない話はしないほうがいいよね、というのは改めて心に留める。
それにしても例文の言葉の薄っぺらさ。活字だから実際の話し言葉とは違うかもしれないが、そんな相槌うたれても共感してるなんて感じへんわ!とか突っ込みながら読んでしまった。
叱るときは相手に敬意を払いつつ叱る、の例文も自分が言われたら余計嫌になるようなものだった。それなら普通に怒ってくれて、そのあととか別のタイミングでフォローされるほうがいい。『君ともあろうものがこんなミスをするとはな』なんて言われたらめっちゃ嫌。(言い方が古風やからかも)
さらに、合わない人とは関わるな!という指導を見て、なるほど私はこの本を読んで共感できないので、筆者とは合わないので関わるべきではないと理解した次第。
そしてあとがきには、書くのが大好きだが、30数冊書いたうち、この本はコミュニケーションを題材にした初めての本で、なかなか筆が進まなかったとのこと。ノウハウとか書きたいことがあるから書くんちゃうんかい!なんか書きたいから無理やり書いただけかい!て最後の最後にまた1人でツッコミ入れました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年1月16日
- 読了日 : 2020年1月16日
- 本棚登録日 : 2020年1月14日
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