私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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ゆうたくさん  未設定  読み終わった 

「なんでそんなにピリピリするの」「いまや女が弱者でもあるまいし…」自分が差別をしていることに気づかない人たち、差別なんて無関係だと思っている鈍感な人たちの心ない言葉にどう対応するかを、実践的に紹介するマニュアル。まず「対話しない」オプションを確保。次に自分と相手のスタンスを明確化。相手に委ねず、質問と評価を自分の手に取り戻す。そして本書のフレーズ集を参考に、よくある状況の切り返し方を日々トレーニング。外国語を学ぶのと同じで、差別について語るにも理論だけでなく練習が必要だ。

ふいに差別発言を浴びせられたとき、私たちはしばしば驚き、固まってしまう。さらに(幼い頃から訓練されてきたように)微笑んで身を守ろうとする。そして後になって後悔し、自己嫌悪で死にたくなる。「なぜちゃんと言い返せなかったのか?」「もっと上手に対応できたはずなのに!」そんな体験を皆無にするのは難しいけれど、練習によって反射神経を磨くことはできる。まずは、言い返せなかった自分が悪いんじゃない、という事実を心に刻もう。

レビュー投稿日
2020年10月14日
読了日
2020年10月14日
本棚登録日
2020年10月14日
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