どこかの国の首相が言っている、
「成長と分配」
成長なくして分配なし、の理論は、
生きづらさの典型ではないか。
全てのものが等価交換となりがちな、
資本主義社会においては、何かと引き換えで
なければ、何も得られないのか。
この論理に、ケアでさえも巻き込まれているのだ、
と感じさせてくれたのが本書であった。
ケアは、資本主義の外側になければいけない。
何も持たない私でも、受け取っていいのだ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年12月11日
- 読了日 : 2021年12月11日
- 本棚登録日 : 2021年8月11日
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