2020/09/21 読み終わった

8年前くらいに買ったけど読んでいなかった本。読んでいないノンフィクションで、軽く読めそうなものをと本棚を探したら見つけた。確かこれを買った時はジャレド・ダイアモンドにどハマりしていて、その関係で買ったんだった…。
インタビューなので話があちこち飛ぶのだが、それが逆に面白い。散文的に答えてくれる感じは、本人の著作では味わえない。お茶でも飲みながら話を聞いている気分になるかも。
惜しむらくは、内容が古いこと。2011年に出版された本なので情報が全て9年前の最新ということになる。「今後5〜10年でこういう変化が起こるだろう!」て書いてあって、実際にそうなっていて、うん、そうなっているね、という感想になってしまった。予言が当たっているだけすごいんだけど…。出版された当時に読むのが良い本だった。

2020年9月21日

読書状況 読み終わった [2020年9月21日]

2020/09/07 読み終わった

友達のチェロ弾きにおすすめされたので。恩田陸作品は、むかし夜のピクニックを読んだ。あんまりピンと来なかったので、以来疎遠だったのだけど、これは面白かった。自分自身が音楽を趣味としているから入り込みやすかったのかも?
この作品に出てくるプレイヤーたちは、それぞれ違う形で自分の音楽を持っていて、それに真摯に向き合って、なんだか羨ましい。一応いろんな曲を弾いたり本番を重ねてきたけれど、こんなに音楽を自分のものにできたって思ったことないし、毎回反省だらけだし。いつかはこんなふうに弾けるのだろうか?

2020年9月7日

読書状況 読み終わった [2020年9月7日]

2020/08/17 読み終わった

コロナで旅行に行けないので…という訳でもなかったのだけど、心のどこかでそう思っていたのかも。結果的にユーラシア大陸を横断したかのような、雄大な気分が味わえた。
1970年代に、20代の若者が、香港からロンドンまで乗合いバスで行ってみたという話。バックパッカーのバイブルと言われているらしい。波乱万丈というか、いく先々で色んな人に出会い、体験し、それをそのまま綴ったような、生き生きとした文章で、全6巻なのにどんどん読み進められる。6巻の最後では、ここで旅が終わってしまうのかという喪失感すらあった。
1970年代の体験なので、2020年の今はこんなことは無かろうな…という、時代を反映したグッドオールドな体験も面白い。一番興味深かったのは、各都市、特にインド以西に出てくる「バックパッカーが必ず立ち寄る宿」の存在。宿のロビー?に掲示板があって、「一緒に行く人募集」とか「譲ります、買います」系のメッセージが所狭しと貼られていたそうだ。便利なネット社会では味わえない体験だよね。不便が心の躍動を生む。

2020年8月17日

読書状況 読み終わった [2020年8月17日]

2020/05/11 読み終わった。
「折りたたみ北京」→「三体」→「息吹」からの「あなたの人生の物語」。このジャンルに慣れてきたからか、今までのこの系譜のSFの中では、落ち着いた気持ちで読んだ。
その中でも「理解」、「地獄とは神の不在なり」、「顔の美醜について」あたりが好み。「理解」の、既存言語が思考に追いつかないから新しい言語を作るところとか、グッとくる。
書題にもなっている「あなたの人生の物語」は映画にもなっている。俺は映画を先に見たけど、ヘプタポッドBがなんであんな形なのか、ヘプタポッドの思考方法とかについては、原作の方が詳しく理解できたと思う。
今まで、「高い城の男」、「タイタンの妖女」を買っては挫折してきたけど、ハヤカワSF文庫を開拓する時がついに来たかも。

2020年5月11日

読書状況 読み終わった [2020年5月11日]

2020/05/10 読み終わった。
ABC予想が解決したので。もとい、その事を東大生クイズ王のYouTubeチャンネルで解説していて、そこでIUT理論(宇宙際タイヒミュラー理論)が紹介されていたので。
前にこの類の本を読んだのはポアンカレ予想が解決した時のことだった。未解決問題ミーハーです。そんな未解決問題ミーハーでもなんとなくわかった気になれるくらい、わかりやすくかいつまんで説明してくれる。
IUT理論のメインの説明は結構後になってからだけど、その前に導入として一つずつ背景情報を積み上げてくれるので、IUT理論を説明するときに、すでに読んだ部分を引用してくれるのでとっつきやすい。

本書が最終的に3行でまとめてくれたIUT理論を引用します。
IUT理論がやろうとしていることは、
①異なる数学の舞台を設定して、対称性を通信すること、
②受信した対称性から、対象を復元すること、
③そうして生じる、復元の不定性を定量的に計測すること。
こうして読むとやっぱり難しいな。

2020年5月10日

読書状況 読み終わった [2020年5月10日]

2020/04/17 読み終わった。
唯一無二のピアニスト、グレン・グールドのことを、吉田秀和さんがいかに好きかを大体同じ切り口で何回も伝えてくれる本。エッセイ集みたいな感じ。収録されている一番古い文章は1967年に、一番新しい文章は1995年に書かれた。
グールドが死んだのは1982年なので、生きている間と死んでからの文章に分けられるんだけど、死んでからの文章の方が面白い。死後にもこんなにファンがいて、著作が増えて、論じられているという事実だけでも、グールドの魅力が分かる。
ちなみに、グールドが生きている間に書かれたものはだいたい「生で聴いたことがない悔しい」なので、4回目くらいで「分かったよ!」て突っ込んじゃう。

2020年4月25日

読書状況 読み終わった [2020年4月25日]

2020/03/31 読み終わった。
高校一年生の時以来、山月記を読んだ。懐かしい。当時もハマった。山月記以外の作品は読んだことが無かった。
「光と風と夢」、「山月記」、「弟子」、「李陵」、「悟浄出世」、「悟浄歎異」。
弟子が刺さった。あと李陵もよい。テーマは大体同じで、美しい、清らかな人間とはなにか、という視点。きっと中島敦は子路や蘇武に憧れていたんだろうな。蘇武を見る李陵の人間らしさも、とても刺さる。

2020年4月1日

読書状況 読み終わった [2020年4月1日]

2020/03/03 読み終わった。
昔古本市で買って積読していたのを、やっと読み終わった。
1886年(明治19年)から1912年(明治45年)の間に書かれた、東京の貧民街の叙述14篇を収録している。ただし、14篇がただ無機質に時系列に並べてあるのではなく、テーマごとに4部構成にまとめていて体系的に読めるようになっている。
編者自身による解説も分かりやすい。

とりあえず明治期の三大貧民窟は、神田万年町、四ツ谷鮫ヶ橋、芝新網町だそうだ。どこも、今は大都会。

2020年3月3日

読書状況 読み終わった [2020年3月3日]

2020/02/26 読み終わった。
昨年「折りたたみ北京」を読んでからハマった中国SF繋がりで読んだ。たいへん骨太で、大河ドラマを見ているようだった。
厳密にはハードSFではないそうだけど、リアリティはかなりあった。三体問題とか7次元世界とかポアンカレ予想とか、ガルダシェフ分類とか、そんな言葉にピンとくる人は楽しめると思う。
本作は、3部作の第1作目らしい。残りの2作は日本語ではまだ出ていないらしい。出たら絶対読みます。

2020年2月26日

読書状況 読み終わった [2020年2月26日]

2019/07/22 読み終わった。
オケ奏者なので読んだ。軽く読める割に、知らなかったことたくさんの良書だと思う。バロックチューニングは便宜上の理由で半音下になってるとか、協奏曲は3楽章構成が多いのに交響曲が4楽章構成が多い理由とか。交響曲になぜメヌエットが入っているかとか。古典期のプログラム構成の理由とか。楽しい。

2019年7月22日

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2020/02/05 読み終わった。
ルネサンス期までの内容が一番分かりやすく印象に残った。ルネサンス期までのヨーロッパは、ギリシャ・ローマ時代がベストだと思っていたそうだ。昔がベストだと思うなんて、今の感覚からは変な感じ。

2020年2月5日

読書状況 読み終わった [2020年2月5日]

2020/01/29 読み終わった。
「折りたたみ北京」の中の一作品、「沈黙都市」がこの本のオマージュだと聞いたので、オマージュ元を読んだ。
全体主義。個人の自由が奪われた世界の話。ホモデウスにも、ちょっと近いかも知れない。
ニューヨーク公共図書館でオールタイムたくさん借りられている本の第3位らしい。みんな読んでいるんだ。

2020年1月29日

読書状況 読み終わった [2020年1月29日]

2019/12/30 読み終わった。
貧困とは縁がないと思っていたけど、すぐそこなんだなと思った。今はいい暮らしをしていても、この先何が起こるかなんて分からない。
10年前までは、だれもがうらやむ、成功者の生活をしていた人も、登場する。どうしてこうなってしまったのか…という言葉が何度も出てくる(気がする)。そこが一番ショッキング。

2019年12月30日

読書状況 読み終わった [2019年12月30日]

2019/12/23 読み終わった。
ホモデウスを読んだので。
サピエンス全史の続きがホモデウスなので、読む順番を間違えた。サピエンス全史の内容は、特に後半部分は、ホモデウスと重なっているから。こちらを先に読んだ方が、より楽しめると思う。
小麦がサピエンスを家畜化したという考え方が面白い。種の保存を至上と考えるならその通りだと、納得する。

2019年12月23日

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2019/12/16 読み終わった。
中国どころか、活字のSFを今までちゃんと読んだ事なかった。高い城の男や、タイタンの妖女は、むかし挫折した。
強いて言えば星新一は読んだ。
この本は、アンソロジーだから一本一本がそんなに長くなく、気軽に読める。もちろん内容も面白い。ディストピア中心。
好きなのは、円、沈黙都市、折りたたみ北京、かな。

2019年12月16日

読書状況 読み終わった [2019年12月16日]

2019/11/11 読み終わった。
タイトル通りの本。分かっていても実践するのは別のレベルの話だと思った。なるべくそのようにしよう。

2019年11月11日

読書状況 読み終わった [2019年11月11日]

2019/10/28 読み終わった。
バイオリンの先生にこの本の翻訳が素晴らしいと言われたので読んだ。何が素晴らしいかというと、音楽用語や表現に関して全く違和感なく読めるのだけど、一箇所だけ、バイオリンを弾く人間なら間違いなく絶対に知っている用語を誤訳していたから。
つまり、この翻訳者は音楽やバイオリンに詳しいのではなく、すごくすごく調査をして訳出したんだという事がわかる。その調査力に先生は感動していた。

2019年10月28日

読書状況 読み終わった [2019年10月28日]

2019/10/17 読み終わった。
カラーできれい。化学よく分からない人にも面白い。
特に印象に残ったのは、フロギストン説の話。現代では、ものが燃えるためには酸素が必要で、酸素が無くなると燃焼が止まるのは常識だ。しかし、昔はそれを逆に考えていた人がいたらしい。つまり、何かが燃えると、ある物質(フロギストンと呼ぶ)が発生し、空間内にこれ以上その物質が入らない状態になると燃焼が止まると考えたそうだ。よく考えたものだ。

2019年10月7日

読書状況 読み終わった [2019年10月7日]

2019/04/01 読み終わった。
ファクトを知れば悲観的にならないよって話。データを見たら、世界はいい方向に向かってることが分かるよって話。
そりゃそうだよね、て思った。けれど、ファクトを大切にしようという意識と、その体系化がされていた点がよかった。

2019年4月1日

読書状況 読み終わった [2019年4月1日]

2019/08/12 読み終わった。
ブロガーが書いた会計の歴史の本。軽くて読みやすい反面、ちょっと内容が浅かった。
タイトルにインパクトがある。文字より先に簿記が生まれた。言われてみればそうだなと。文字の一番初めの必要って物の数を表すことだから(そうだろうなというのは納得いく)そう考えると当然だった。

2019年8月12日

読書状況 読み終わった [2019年8月12日]

2019/06/17 読み終わった。
ヘンデルにはじまり、ショパン、ワーグナー、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、ストラヴィンスキーまで。祖国を離れる理由は人それぞれ、祖国に対する思いも人それぞれ。
シルクレットの創世記組曲のくだりが面白かった。コラボ企画でトンデモ曲が誕生した話。
プロコフィエフ の奥さんかわいそう。

2019年6月17日

読書状況 読み終わった [2019年6月17日]

2019/05/06 読み終わった。
空想科学読本を思い出した。

2019年5月6日

読書状況 読み終わった [2019年5月6日]

2019/04/29 読み終わった。
音楽を生業にしている小澤征爾と、数学を生業にしている広中平祐の対談。2人とも、楽しそうに話す。道は違っても、プロフェッショナルとして生きるものどうし。

2019年4月29日

読書状況 読み終わった [2019年4月29日]

2019/04/15 読み終わった。
小澤征爾と武満徹の対談。音楽と人生を真正面からぶつけている人たちの話は、刺激的だ。

2019年4月16日

読書状況 読み終わった [2019年4月16日]
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