猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2016年9月22日発売)
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感想 : 51
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能力者の集まる街「サクラダ」
ともすれば危険な能力者たちは「管理局」によってしっかりと管理され平和な日々が続くサクラダの中で起こるちょっとした事件のお話。(が今後続いていくと思われる)

主人公は過去のすべてを記憶できる能力の持ち主の男子高生と、時間を巻き戻せる(リセットできる)女子高生。
しかし女子高生は時間を巻き戻したことすら記憶を失うので、この男子高生とコンビを組むことで初めて能力が意味を持つといった仕組み。

非常によくできたSF作品でありジュブナイルだった。
そして決して大事件にはならずあくまで登場人物のなかだけで収束する事件を描くのは、「ハルヒ」から続く角川文庫らしい作風といえる。

僕はこういうの大好きです。
続きも読んでいこう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2017年10月6日
読了日 : 2017年10月6日
本棚登録日 : 2017年10月6日

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