灰と幻想のグリムガル level.11 あの時それぞれの道で夢を見た (オーバーラップ文庫)
- オーバーラップ (2017年7月22日発売)
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感想 : 10件
ハルヒロの意中の人でパーティの要のヒーラーのメリィが死んだ。そこから始まる巻である。
巻数を重ねて来てこの傾向が出てきたが、悪い意味で最初から最後まで絶望しかない。つまり緩急が足りない。
また悪い意味でどんどんとラノベくさくなって来た。それはページ稼ぎと揶揄されても仕方ないくらいの改行の連打やページを埋め尽くす擬音だったり、全会一致でこの巻で最もひどいと言えるのは
「いーち、にー、さーん‥」と書いていってそれが70まで続いたところだろう。
これだけで2ページである。しかも何を伝えたかったのかわからない。
この作者にしか出せない、リズム感を伴っての戦闘シーンなど光るところは維持されているが
上記の理由により評価を下げざるを得ない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2017年8月23日
- 読了日 : 2017年8月23日
- 本棚登録日 : 2017年8月23日
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