灰と幻想のグリムガル level.11 あの時それぞれの道で夢を見た (オーバーラップ文庫)

著者 :
  • オーバーラップ (2017年7月22日発売)
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本棚登録 : 157
感想 : 10
3

ハルヒロの意中の人でパーティの要のヒーラーのメリィが死んだ。そこから始まる巻である。

巻数を重ねて来てこの傾向が出てきたが、悪い意味で最初から最後まで絶望しかない。つまり緩急が足りない。

また悪い意味でどんどんとラノベくさくなって来た。それはページ稼ぎと揶揄されても仕方ないくらいの改行の連打やページを埋め尽くす擬音だったり、全会一致でこの巻で最もひどいと言えるのは
「いーち、にー、さーん‥」と書いていってそれが70まで続いたところだろう。
これだけで2ページである。しかも何を伝えたかったのかわからない。

この作者にしか出せない、リズム感を伴っての戦闘シーンなど光るところは維持されているが
上記の理由により評価を下げざるを得ない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2017年8月23日
読了日 : 2017年8月23日
本棚登録日 : 2017年8月23日

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