エディプスの恋人 (新潮文庫)

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本棚登録 : 2365
レビュー : 243
著者 :
yuzlogさん 国内文学   読み終わった 

題名の通り、テーマはとても神話的。ミステリー、ラブストーリー的な展開に乗せられて読み進めていくうち、七瀬が突きつけられたのは自分の存在意義というめちゃくちゃ哲学的な問題。

フロイト、海辺のカフカ、スターオーシャン3などなど、いろいろなものを連想させるのは、根本にあるのがとても普遍的な問題を扱っているからなのか。もしくは、自分の興味、思想にどストライクではまっただけなのか。

最初に『家族八景』を読み始めたときには、まさかこんな展開になるとは誰も思わなかっただろう。ひとつひとつは全く違う舞台で描かれている物語を、“七瀬”という一人の女性を通して作品化したことにも深い意味があるのかも。

三部作通して、ホップ、ステップ、ジャンプ!という感じで、久々にハイスピードな読書体験。

レビュー投稿日
2014年7月25日
読了日
2014年7月23日
本棚登録日
2014年7月25日
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