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【総評】******************
ずばぬけて良いものはないけど、総合的には良い！
同メーカー作品「遙か」「コルダ」シリーズと比べると知名度が下がりますが、決して「駄作」という訳ではありませんでした。
まず言えるのは、乙女ゲームの中でも「かなり」糖度が高めの作品である、ということ。初っ端から仲良しで、恋愛段階3（全4段階）のイベントでは、「え、もうこれエンディング並みじゃないの？」という位甘ったるいキャラも。
システム面では、「遙か」同様、RPGっぽい形式。ただし、主人公は戦えません。また、戦闘方式も「遙か」よりこっちの方が少し分かりにくいです（決して難しい訳ではない）。
なんとなく、設定が「上品」すぎて入りづらいのと、キャラがかなり特殊（初めて見たときにあまり魅力あふれる感じの設定・見た目ではない）のが難点。
【5段階評価】******************
【設定：4】
独自性があり、面白みがある。ただ、ちょっと「上品すぎる」雰囲気で、若い子ウケはしないかも。「食わず嫌い」になりそうな設定
【キャラ：4】
独自性があり、面白みがある。きちんと「設定」があるので深みもある。しかしながら、やっぱりちょっと「上品すぎる」印象
【ストーリー：4】
面白い。キャラがしっかりしているので、各ルートも良い。大筋のストーリーに変化はないが攻略キャラのイベント等でメインの物語も若干変化するので飽きない
【システム：4】
簡単な戦闘、フィールド移動等、RPG要素あり。ただし、戦闘は慣れるまでちょっと分かりにくいかも？
【絵：4】
プロが書いているので「下手」ってことはないです
【その他（音楽、文章等々）：4】
無駄な説明文がないのでスッキリ。音楽も普通に良いです
【その他ポイント】********************
・PSP版移植あり。今から購入するならキャラが増えているこちらの方がお勧め。⇒「ネオアンジェリーク special」
・コーエーさんでは珍しいフルボイス。
・甘い。とにかく砂糖を吐く（レインは特に…）
・キャラがとっつきにくそう。…やれば結構いいんだけど。
・大変「上品」な設定。おばさま受けはよさそうなんだけど、若者には…微妙かも？
【メディア化】*************
・アニメ化済（「ネオアンジェリークabyss」）
・漫画化（完結済・ASUKA）
・キャラソン多数あり
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- 感想投稿日 : 2010年6月1日
- 読了日 : 2010年6月1日
- 本棚登録日 : 2010年6月1日
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